2020年5月4日月曜日

丹波市のカヤマチ山から岩屋山

丹波市の、氷上町と青垣町の境界にあるカヤマチ山には、2013/12/7と2014/05/17に登っていますが、今回はカヤマチ山から岩屋山に縦走してみました。そのためには登り口は倉町川にしなければなりません。丹波少年自然の家を抜けて、尾根が倉町川に張り出してきている付近から登り始めました。最初は無理やり尾根に上がろうと考えたのですが、シダの茂った急斜面で、難しそうでした。幸い谷に道を見つけて、これを辿りました。古い谷道ですがマーキングがあり、かなり辿れました。谷の奥には炭焼き窯の跡があり、その先も藪っぽい道がありましたが、最後は岩場の谷で道を見失いました。尾根までは近そうだったので、ここからは木につかまって急斜面を登りました。少し登るとシダの生えている尾根に上がれました。

尾根に上がったものの、急な登りです。標高差50mくらい登っては少し楽になるのですが、また急斜面で木につかまって登らねばなりません。シダは問題ありませんが、灌木の藪です。休みながら登ると、標高600mを越したあたりでシャクナゲの花を見つけました。灌木の藪の一部はシャクナゲです。花を見ると少し元気が出て、2014/05/17に通った730m+の主尾根に出ました。ここから西に縦走ですが、シャクナゲが盛りです(写真)。ツツジもまだ咲いていて、華やかな尾根道でした。途中には大きな岩もありますが、歩きやすい尾根です。726mピークを過ぎるとシャクナゲはなくなり、植林も増えてきます。そして少し登り、南に歩くとカヤマチ山の山頂でした。葛野峠二等三角点(748.29m)がありますが、植林で展望はありません。

カヤマチ山からはまっすぐ歩くと葛野峠に降りてしまうので、西に植林を降りました。620m+まで降りて、きつい登り返しが待っていました。700m+ピークまでは2013/12/7に歩いています。その先も下って登り、680m+からは2016/04/09に岩屋山に登ったときと同じコースになりました。今回も東に降りる所で尾根が広くて方向を間違えました。その先は580m+まで降りますが、この先の629m地点までも急斜面の植林でした。さらに厳しい登りがあって、やっと690m+の主尾根に出ました。ここからはアップダウンは少なめで、歩きやすく、岩屋山の保守道路に出ました。道路を上がると紅白に塗られたNTTドコモの高源寺通信塔があります。檜倉山三等三角点(718.27m)は通信塔の裏側にあるので、コンクリートの壁の上を歩いて行かなければなりません。

三角点は北からの登山道の終点になっているので、この登山道を降りました。とても歩きやすく、保守道路の駐車場に降りてきました。この北にはハンググライダーの基地があります。この日は誰もいなかったので、大展望を満喫できました。ここからは保守道路を歩いて倉町川まで戻りましたが、舗装道路は足が痛くなりました。

距離は延びますが、登りの尾根はもう一つ東側にして清住三角点(701.24m)を目指す方が楽かも知れません。

展望 ★★☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大名草」です。

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