2020年5月30日土曜日

銀山湖奥の菅町川から黒尾三角点

 


この付近は何度か歩いていますが、これまで歩いたことのない尾根で登りました。その尾根はすが町営キャンプ場を過ぎて橋で菅町川の南側に渡り、段々畑の石積みを見ながら東に行った所にあります。石積みの端から急斜面を登りました。地籍調査のテープがあります。最初は木につかまって登りましたが、徐々に楽になりました。周囲は植林ですが、尾根上は岩があったりアシビが生えていたりです。そんな斜面の途中に金属プレートの横谷四等三角点(590.29m)がありました。さらに植林を登って、700mmピークに着きました。地形図ではこの700m地点は700mの等高線の下にありますが、じっさいはすぐ南の700mの等高線で囲まれた小さなピークにあります。このピークを過ぎて少し下ると西側から林道が来て離れて行きました。青草川の林道から延びてきているのでしょう。この先の尾根は美しい植林が続き、多少のアップダウンはありますが歩きやすいコースでした(写真)。688mピークに登り、その先の700m+ピークには国土調査の三角点がありますが、真っ直ぐ行くと西に降りてしまうので要注意でした。さらに植林を抜けて登っていき、790m+付近で東側下に林道が見えました。そして主尾根に着くと黒尾三等三角点(805.54m)がありました。ここは2013/08/08に来ています。


黒尾三角点のある尾根は南北に延びていて、そのまま歩くと作畑の方へ降りてしまいます。急斜面を東に降りてすぐに南側に道がありました。南から来て、東に尾根の南側に延びていますが、ここはアシビの生えている尾根を東に歩きました。尾根沿いの道はすぐに終わってしまいますが、尾根は植林の中に幅広い切り開きが続きます。これが地形図の尾根上の実線道でしょうか。そのうちに北側下に新しい林道がありました。これは登って来た時にちょっと見えたものらしく、菅町川の方につながっているものと思われます。この林道は尾根を横切ることはありません。地形図で実線道が新田の方へ降りていく所にはその方向に道がありました。


美しい植林の尾根から、760m+で北に降りて下山しました。これは2013/08/31と同じ下山路です。最初は美しい植林で、途中は自然林のトンネルもあります。細尾根も道があって問題ありません。724mピークで西に折れ、そのあとちょっときつい登りがあって730m+の細長いピークを北まで歩くと、先は自然林でした。藪っぽく見えたのでここで西の植林の急斜面を降りました。前回はまっすぐに降りているのですから、よく北向きの尾根を探すべきだったと思います。というのは西の斜面は非常に急で、植林と自然林の境界の尾根を降りていったら岩の上に出てしまい、大きく南を巻きました。そこから谷を降りようと思っていたのですが、急すぎて無理そうだったので作業道を見つけて北の尾根に戻り、尾根を降りました。植林は問題ありませんが、徐々に灌木が増えて来て、ネットもあって降りにくくなりました。最後は急斜面の藪を抜けて谷の道に降りられましたが、この下山は失敗でした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「但馬新井」です。


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