2019年8月25日日曜日

一宮町三方の轆轤師山

一宮から揖保川を遡って、ちょっと北にそれて御形神社の方から北上すると、キャンプ場などのレジャー施設があり、最後は富山越で429号線に戻ることになります。この付近は轆轤師の森と呼ばれていますが、東側の山が轆轤師山のようです。低山ですが登ってみました。

本当なら案内板にあるハイキングコースで登れるはずなのですが([1])、山裾の小屋に行く道にははっきりDO NOT ENTERと表示してあり、ちょっと困って南の谷から登ることにしました。金網の扉を二回通って畑を抜けると山裾に墓地があり、地形図どうりに道が谷に向かっています。明らかに植林の作業道で、歩きやすくてぐいぐい登れます。谷は幅広く、両側が切り立っており、鉄を採取した跡と思われます。奥に行くと谷が広くなる感じです。植林は美しく手入れされています(写真)。問題は谷の奥で、周り中が急斜面ですが、探すと北の尾根に上がる作業道がありました。これで支尾根に出ると作業道があり、最後は斜面に付けられた細い作業道になりますが、それを辿って主尾根に出ました。

主尾根を北に歩き始めましたが、踏み跡があって問題なく歩けました。多少の藪や倒木はありますが、大したことはありません。東側は植林で、作業道が見えます。轆轤師山の山頂(552m)には図根点の標石があります。その北の鞍部は広くて風通しがよく、気分最高でした。その北には両木四等三角点(541.61m)があります。尾根は雑木林ですが、東斜面は植林です。その北で尾根は分かれて、富山越に向かうと共同アンテナの残骸がありました。そして植林の急斜面ですが、間伐した木がそのままなので歩きにくくて困りました。最後は山裾に林道があるので法面を飛び降りました。富山越には虚空蔵菩薩が置かれており、ちょっと上にあるは排水施設のようですが、鍵のかかった入り口には「松茸山につき入山禁止」という札が立っていました。あとは美しい林と鉄採取の跡を見ながら出発点まで戻りました。2時間も歩いてません。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「神子畑」です。

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