2019年8月17日土曜日

多可町八千代区の野間山城から観音山

2011/01/21にこの付近を歩いていて、野間山城跡も通りましたが、今回はちゃんと城跡への登山道で登ってみました。登り口は県道143号線が野間川を渡る所で、野間山城の説明板があります。野間山城は鶴が翼を広げた姿に似ているので「鶴琳城」と呼ばれたと説明があります。目の前に階段があって、少し登ると門下四等三角点(182.85m)がありました。あとは緩い登りになって、堀切があり、その先は尾根上に平坦地が作られています(写真)。平坦地は数段あって、かなりの広さです。道は南側に付けられています。主尾根まで来ると、その西側は堀切です。東の方に行くと、前回に通った「しょうどの丸」です。ここまでのところには石垣はなかったので、石垣が残っているのは「しょうどの丸」の方だけのようです。

今日は2011/01/21と同じく西に尾根を歩きました。割と平坦で、地籍図根三角点があります。踏み跡もあって、前回は北を巻いたらしい310m+の大岩は南を巻きました。そしてその先が急峻な岩場で、前回は巻いて登ったようですが、今回はまっすぐに岩の上を四つん這いで登りました。登ると展望があるのですが、さらに細い岩の上を登らねばならず、冷や汗をかきました。さらに急な坂を登って、無事にとんがり山(383m)に着きました。山頂は展望はありません。

とんがり山からは北に少し降りてから西向きの尾根に降りてなだらかな尾根を進み、急斜面を登って南北の尾根に上がりました。ちょっと寄り道して、南に歩いて案内板から植林を抜けて観音寺三等三角点(387.15m)に行きました。東屋があり、展望も良好です。引き返して北に歩きました。植林もあり、道もときどきはっきりしています。312mピークからは北に尾根を降りて尾根先まで歩きましたが、この付近も植林があり、シダが少し生えている程度で歩きやすい尾根でした。最後は共同アンテナの残骸があり、急斜面に階段があって助かりました。あとは野間川沿いに「ほたるの宿路」を歩いて戻りました。

展望 ★★☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「中村町」です。

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