2008年8月7日木曜日

間違った道で登った安富町の鎌倉岳

鎌倉岳は、富栖湖の東に位置する山です。若山四等三角点(725.5m)があります。長い尾根が南に延びていますが、その南端の栃原から登るとあまりに距離が長いので、栃原川に沿った林道を北上してその終点から登るのが一般的なようです([1],[2],[3])。そこで、そのルートで登ってみました。

林道は途中から未舗装になり、ややでこぼこがありますが、東に向かって二つに分岐するところまでは難なく自動車で行けます。ここからは、北に向かう林道を歩きます。この道は以前は立派なものだっただろうと思われますが、今は岩が多くて歩きにくくなっています。途中に石で作られた美しいスロープが現れます(写真)。このスロープの左手には滝があり、急斜面を登らなくても良いように作られたのだと思いますが、徒歩でなら十分登れる斜面です。スロープの下には炭焼き釜があるので、おそらく山奥で切り出してきた木材を降ろすためのものだったのではないかと思います。かなり古い物でしょうが、今でも美しい姿で残っているのに感動しました。

スロープを上がった先も道は続きますが、倒木もあり、ますます歩きにくくなります。最終的に沢が分岐する地点に小屋が立っています。鎌倉岳はここから左に折れて沢を登ります。しかし、少し歩くと沢に倒木と背の高い草が増えてきて、歩きにくくなってきます。右手を見上げると岩場があり、さほど登るのは難しくなさそうなので、岩場を登ることにしました。これが判断の間違いでした。岩を登っても、その上は倒木と背の高い草で、結局右手にトラバースするしか道がありません。これは、小屋の背後にある山に登ることを意味します。この山は頂上まで植林なので、歩きやすいのですが、最初のうちはかなり急斜面です。

尾根に着くと、雑木林です。道はありませんが、木は歩くのに支障ありません。問題なのは倒木です。鎌倉岳に向かう途中の尾根にはいくつか倒木地帯があり、それを越えるのは容易ではありません。植林の倒木の場合、尾根を横断する形で倒れており、しかも周囲に背の高い草が生えていることが多く、根の方に廻っても枝の方に廻っても歩きづらくなっています。これらを通り抜けるのにかなり時間がかかりました。この辺りの尾根は植林ですが、太い広葉樹が残っていることがあり、その下で何度か休息しました。結局1km程度の距離を1時間半かかってアップダウンしながら歩き、TVアンテナの脇を通り、鎌倉岳に着きました。

鎌倉岳の頂上は、現在は木が切られていて広場になっています。しかし周囲の木の背が高いため、眺望はあまり効きません。この付近からは雪彦山がよく見えますが、あとは北西の関にある別荘地帯が見える程度です。

下りは、正しいルートを探すことにしました。登りでは倒木がありそうでしたが、降りる道は他にはないので、意を決して三角点の北側のピークから南東に延びる尾根を降りました。この尾根は歩きやすく、登るのもさほど困難ではないと思います。尾根の最後には岩があり、ここからは沢を降ります。石が疲れた足の裏に当たって歩きにくく、また倒木もいくらかあります。しかし、なんとなく倒木と背の高い草を抜けていると、分岐点の小屋に出てきました。登るときに通れそうに見えなかった沢が、簡単に降りられたわけです。

もう少し頑張って、みんなの登っている沢道を探すべきだったと反省しました。おかげで倒木の多い尾根を大回りしました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★★



2008年7月21日月曜日

能下三角点から三濃山

相生から播磨科学公園都市に向かう県道相生山崎線(実は山崎には繋がっていない、[1],[2])を三濃山トンネルに向かって北上すると、両側が険しい山になってきます。左手(西側)は城跡のある感状山で、ハイキングコースですが、右側(東側)の山並みにはハイキングコースはありません。下から見上げると岩山が見えますが、これら権現山や高巌山には矢野町森から登るのが一般的で、私も「相生市矢野の権現山」(2006/09/30)に記録を残してあります。

更に北にある山は、矢野町能下(のうげ)から登るのが楽そうです。この付近には西播線と播磨線の二つの高圧線が走っており、保守路もありそうですから、ルートもありそうです。そこで能下に車を停めて八幡神社の前から登り始めました。送電線への赤い「火の用心」があり、指示どうりに登ればすぐに西播線53の鉄塔です。ここから北は巡視路ではなく、シダも生えていますが、尾根道があります。少しずつ登りですが、急勾配はありません。途中から幅1m程度の道が現れ、次の高圧線鉄塔(播磨線17)の東側を通っています。ここで尾根まで登ると、能下四等三角点(330.6m)(写真)があります。ちょっと岩場があり、展望もあって休憩にはもってこいです。

この後の尾根も、東側に少し降りたところに道があって、歩きやすくなっています。少し整備すればハイキングコースになると思います。そして400mの標高線を越した付近で一度道が不明瞭になり、植林に入りますが、すぐにコンクリートの道に出てきます。この付近はゴミやタイヤが散乱しており、人の気配を感じます。実はここから東側の平らな尾根は一度別荘地として開発されたらしく、地形図にもいくつかの道が描かれています。これらはすべて別荘地の中を通る舗装道路です。山中だというのに赤い消火栓が道路脇にあって違和感があります。

舗装道路は枝道が多くて迷いそうですが、東へ進むと交差点に出てきます。北に降りれば池の西側を通って三濃山峠越えの旧道に出ますが、もっと東に砂利道を歩いてみました。「××様所有地」という札が立っていますが、尾根とはいえじめじめしており、私ならここに別荘を買おうとは思わないでしょう。この道の行き止まりは、二つのパラボラアンテナを持った通信塔でした。何も表示がないので、さらに東にある2本の通信塔と同じく、防衛庁の持ち物ではないかと推察されます。しかし、有刺鉄線だけで監視カメラも付いていません。この先は道がないので、電柱を伝って降りることにしました。途中から植林の作業道を通って、旧道に出ました。

ここからは三濃山に行きました。旧道を少し西に戻ると、北に入る道があります。この付近から尾根が三濃山まで続いています。旧道から入った道は植林の作業道らしく、そのまま歩くと北に降りてしまいそうなので、尾根に登ると切り開きがありました。この先の尾根の切り開きは、時には山道っぽくなりますが、時には消えてしまって木の間を歩くことになります。この尾根は相生市とたつの市の市界なので、石標やマーキングもあり、迷う恐れはあまりありません。勾配もあまりありません。北側には地形図に無い林道ができているようです。

上手に尾根を伝って歩くと、相生山崎線の三濃山トンネルの真上に出てきます。真上と書いてある訳ではありませんが、岩の多い平坦地があります。そこから先は三濃山に向かって登りとなります。100m程度をだらだらと登ると、三濃山山頂に出てきます。ここでやっと南側の眺望が開けます。そういえば、ここまでは送電線の下以外はほとんど眺望は無かったような気がします。

三濃山で風に当たって涼んだ後は、南に降りて、さらに東の谷を下りました。感状山の方に尾根を歩いて、送電線の保守路を降りるというルートもあるのですが、保守路が見つからないと悲惨なことになると思い、安全なルートを採りました。この谷あいの道は、昔は良く使われた道でしょう。いまでは若干不明瞭な部分もありますが、電信柱に沿って歩けば問題ありません。美しい石積みが多く、歴史が感じられます。降りてきた場所は能下よりはかなり北なので、相生山崎線を下ります。最初は旧道があり、犬塚五輪塔という文化財もあり楽しめますが、最後しばらくは歩道のない相生山崎線を歩かねばなりません。道幅が広いのでさほど怖くはありませんが、考えてみるとこんな場所の道路に歩道を付けたら税金の無駄遣いと言われるのでしょうね。

歩きやすいルートでしたが、一般向けとは言えません。山頂の旧別荘地には建物も残っており、探検隊としては見逃せませんが、一時期不法投棄が多かったらしく、ゴミには辟易します。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆

2008年6月15日日曜日

牧から登る牧山

牧山というのは,たつの市と宍粟市の境界にある山で,上比治三等三角点があります。この前に市境を歩いた時に,この山の名前が牧山だということを知って,西側の牧から登ることを思いつきました。問題はどこから登るかですが,とりあえず角ケ鼻の付近で登りやすそうな尾根を探しました。牧山に通じる尾根の一番西側のものは角ケ鼻まで延びていますが,麓に人家が多いので登りにくそうですし,見たところ非常に急です。角ケ鼻から福原の方に入ると,川を渡って北東に入る道があります。この沢を上り詰めて東側の尾根に取り付くというのが「点の記」にあるコースですが,ここも急勾配だったので(後から見ると,何箇所か登れそうな場所もありました),結局もっと奥の(東の)大開窯の前の尾根の端から登りました。福原の北の尾根です。これも急斜面ですが,少し山に入ると里山だけあって道の痕のようなものがあって,登っていけます。すぐに尾根に出ます。

尾根といっても,低い位置なのでここからずっと登りが続きます。若干人工物もあって,里山として使われていた雰囲気もあります。尾根道は草が生えていないので登りやすく,この尾根は悪い選択ではありません。尾根は最初は東に延びていますが徐々に北東に向きを変え,西側の尾根が見えてきます。西側斜面は倒木が多いようです。痩せた尾根もあって,楽しめます。450mを越して,ようやく西側の尾根と合流します。そしてすぐに南北に走る尾根に突き当たります。ここで進路を北にとります。この付近は植林が多く,尾根にはそのための作業道の痕跡がありますが,はっきりしない箇所も多いようです。作業道は尾根のピークを巻いていることが多く,ここは忠実に尾根を北に進みます。

尾根は藪っぽいところもありますが,歩くには支障はなく,三角点よりも標高の高い510m+のピークを越して,牧山山頂,上比地三角点(505.7m)に着きました。以前に来たことのある場所に来るとほっとします。登りはじめから1時間ちょっとでした。少し休憩して,三角点の真南にある490m+のピークにも行ってみましたが,植林の山でした。ここからは来た道を引き返しました。今度はなるべく林道を使ってみたのですが,消えてしまうことが多いのでかえって苦労しました。

次の目標は南の福原三角点です。尾根をまっすぐ南に進みます。尾根にも若干の倒木がありますが,斜面の倒木に比べれば知れています。真っ直ぐ南に進むと480m+のピークに行ってしまいますが,その先には尾根がないので,手前で西に折れて,それから更に南に尾根を進みます。登ってきた尾根も一部そうだったのですが,この辺りは松茸が採れたことがあるようで,尾根の木に荷造り用のビニールテープがからまっています。

福原三角点の北の鞍部付近は気持ちの良い植林ですが,鞍部の東側には背の高い草が密集して生えているのが目を引きました。この標高では珍しい光景です。三角点のあるピークまでの登りはきつく,途中で若干の展望があります。このコースで遠くが見えたのはここだけだったので,写真を載せておきます。福原三角点(486.2m)は以前にも来ましたが,気持ちの良い雑木林の中で,座るのに手頃な岩がいくつかあります。「兵庫県造林緑化公社分収造林地」と書いた杭が立っています。

ここからは下りですが,少し南に行ってから西に尾根を進みました。この尾根は真っ直ぐ降りると福原です。北の斜面は遠目に見て倒木がひどかったのですが,最後はその倒木地帯を右に見ながら雑木林と植林の境目を北に降りました。斜面の下の方では植林の倒木地帯を抜けざるを得なかったのですが,これだけの急斜面だと笹藪を突破するのは困難です。最後に川を渡って降り立ったのは,福原を抜けた舗装道路の終点でした。

この付近の尾根にはあまり倒木がないので,気持ちよく歩けました。これほど展望に恵まれないコースというのも珍しいのですが,山歩きは十分に楽しめます。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆

2008年6月7日土曜日

馬谷から明神山

大人気の明神山ですが,西から登るルートはあまり開拓されていません。しかし,地形図を見ると西からの2本の尾根は絶好の登山ルートと思われます。そこで,2本の尾根で西の馬谷から往復するルートを試みました。このルートは別々にレポートのある([1],[2])2本のルートを一緒にしたのと同じです。他にもネット上にはいくつも登山記録が見つかります([3],[4])。

出発点は馬谷の神元神社。裏手から低い植林の山に入り,尾根伝いに登っていきます。何種類かマーキングがありますが,ピンク色のが明神山まで続いていました。たまにシダが生えていたり数本の倒木がある程度で,歩きやすい尾根です。標高が上がると木の枝の間から明神湖などが見えるようになります。

馬谷四等三角点(447.4m)に近づくと,大きな岩が尾根を塞ぎます。トラロープもありますが,右手を巻いて進むことができます。裏手から岩に登ると西側に素晴らしい展望が開けます。中播磨県民局の菅生反射板や末広三角点など,明神山を見るのに絶好のポイントを逆に見ることができます。この付近は岩場が続き,岩が途切れて歩けなくなる場所もありますが,岩から降りて巻いて進めます。三角点は土のピークにありますが、普通は埋められている下の部分が土から出てしまっています。

この後も歩きやすい道と岩場が続きます。一箇所だけトラロープを使わないと登れない岩がありました。ここを降りるのは大変でしょう。展望はあまりありませんが,下山に予定している尾根の岩場が見えて期待と不安がわき起こります。

尾根の終点は小明神です。急な坂を登りますが,頂上は意外と地味で,展望はありませんし木に札の一つも下がっていません。一つだけ,木に巻いてある黄色いテープに小明神と書いてありましたが,これが無ければどこの藪山とも変わりありません。小明神と呼ばれるピークは他にもあるようで、556mピークと呼んでおくのが無難でしょう。

ここからは明神山に連なる尾根ですが,これも岩場が多く楽しめる尾根です。いくつかのピークがあり,最後に小ピークがあって,岩がごろごろして登りにくい急斜面を登ると登山道と合流し,明神山の頂上に出ます。地形図からも明らかなように,これは疲れる登りです。ここまで2時間半でした。

明神山の頂上はいつものように人口密度が高いので,下りにかかります。南西に延びる尾根に乗りたいのですが,ルートはありません。A,Bルートの登山道を降りて,9合目の下で右の藪に入って尾根に乗りました。何のマーキングもありませんから,これは易しい技ではありません。遠目に尾根らしい平坦な地面が見えたのでそれを目指したのですが,これを見つけられないと目標はありません。

尾根に乗れば後は快適な尾根歩きです。この尾根も岩場が多く,何ヶ所かトラロープがあります。尾根上の岩はたいていは巻いて進めます。雰囲気としては,七種鎗の南の尾根と似ています。北側の斜面は反対側の尾根から見ての通り崖が多く,一歩踏み外すと転落という場所もありますが,危険と言うほどではないと思います。こちらの尾根から見ると,登りに通った尾根の,特に小明神の下の斜面がかなりの岩場であることが分かります。このルートの楽しいところは,行きと帰りで互いの尾根がよく見えることです。二つの尾根と,小明神と明神山を繋ぐ尾根で谷の三面が囲まれている様子がよく分かります。どれも斜面はとても急です。

振り返ると明神山が見ますし,東には登山コースになっている尾根が見えます。馬谷三角点のある尾根よりもこちらの尾根の方が展望は良いようです。389mピークの手前にトラロープを使わないと降りられない岩があり,ここが最大の難所かも知れません。389mピークで尾根道は90度曲がりますが,その先も少し岩場があります。そして標高が下がるにつれて藪山っぽくなりますが,ピンクのリボンが道を明確に示してくれます。最後はリボンが見つからなくなりましたが,植林の間を降りて道に出ました。目の前にあった「かじかの里」で蕎麦を食べて帰りました。

このルートは4時間を越す長い尾根歩きですが,岩場が多くて楽しめます。けっこうスリルもあります。ピンクのリボンがありますし,はっきりした尾根なので迷うことはまずないでしょうが,下山の尾根を見つけるのだけが難所でした。

展望 ★★★
藪山度 ★☆☆

2008年6月1日日曜日

末広三角点

安富町の安志から北に林田川を遡っていくと,末広という集落があります。その北には栃原(地形図では杤原となっています)があり,末広三角点(602m)はその東の山にあります。この付近一帯は植林が多く,下から見上げると倒木地帯が多数あります。また,かなり処理の進んだ倒木地帯もあります。末広の南側にある大谷山三角点の北側では大規模な倒木処理が行われました(「三森の3三角点歴訪」を参照)。大谷山三角点からさらに北の山が末広三角点付近となります。この付近も見上げると倒木がかなりありますが,問題は尾根上の倒木の様子で,これだけは行ってみなければわかりません。

最初は栃原四等三角点(365.5m)まで登ることにしました。この三角点のある尾根の南端は末広集落まで延びていますが,林田川付近はコンクリートで固められていて,登るのは大変そうです。地形図をよく見ると栃原の安富北小学校前から南に林道があるので,これの終点から尾根まで登ることにしました。

動物避けのゲートを開けて林道を登り始めると,まずドコモの山の字形のアンテナが立っています。これは下からも森の上ににょきっと出ているのが見えます。さらに林道の終点には貯水タンクがあります。この先は道がないので,タンクの裏側の植林の中を登りました。急勾配ですがすぐに尾根に乗れて,あとは楽な登りです。林道もありますが,降りて行くだけのようなのでそのまま尾根まで登っていきました。

栃原三角点の周囲は特に特徴はありませんが,この尾根には高い木があってあまり陽が当らないため,草や灌木は生えておらず,楽に歩けます。三角点から北東に延びる尾根では時々両側の山が見えますが,処理された倒木地帯(つまり植林を切り払った裸の斜面)が目立ちます。

長い尾根歩きですが,だんだん標高が上がってゆきます。岩場になる場所もありますし,450mを越した付近は倒木地帯となります。この付近の尾根の倒木は一応切ってあるのですが,幹を切っただけで木を運び出していないので,歩くのはやっぱり大変です。この尾根の北端は地形図で広葉樹林の印のある530m+のピークですが,ここは植林です。そして,ここから東の鞍部に降りると,そこは倒木処理の終わった広大な空き地となっています。地形図からもわかるようにこの付近は勾配が小さいので,まるでリゾート開発の途中のような雰囲気です。写真は,ここから少し南に末広三角点の方へ行った地点から見た530m+ピークですが,足元では広く植林が伐採され,運び出されています。この草原を鹿が走るのを目撃しました。倒木処理のために道が上がってきていますが、どちらの方角から上がってきているのかは,確認していません。

大規模な伐採のおかげで眺望は上々です。しかも末広三角点までは尾根上に車の通れる道ができています。末広三角点からは東側の眺望がすばらしく,明神山がよく見えます。適当な切り株などもあって,休憩には最適のポイントでした。東側の斜面にも,何らかの作業の跡が見られます。

この先は,南の中ノ谷川に向かって下山ですが,整備された林道の後の藪山下山はカルチャーショックです。この付近の尾根も倒木は切ってあるのですが,運び出されてはいないため,藪山と大差はありません。しかしテープのマーキングやプラスチックの標識がたくさんあり,手入れの跡がうかがえます。下山ルートは,尾根をなるべく真っ直ぐ進んで川辺に降りるつもりだったのですが,500m+の尾根の広い部分で方向が分からなくなりました。下山は怪我の可能性が高いため,なるべく楽なルートを選ぶことをモットーにしているので,一番分かり易い尾根を降りたところ,どんどん西に進んでしまい,栃原三角点との間にある沢に降りてきました。この尾根も木は切ってありますが,急勾配ですし岩場もあって楽な下山ルートではありません。沢に沿った破線道は自動車の通れる程度の道で,末広をまわって出発点の小学校まで戻りました。

このルートは倒木処理後の展望が魅力です。林道が尾根に達していることが分かったので,これを利用して更に北や東の尾根を歩くこともできそうです。しかし,どこから登ってきてるのかを調べなければなりません。

展望 ★★★
藪山度 ★★☆