加西市の北条から北上し、万願寺川の支流である芥田川を遡って、突き当りまで行くと久学寺というお寺があります。江戸城の事件が起きた時に大石内蔵助が碁を打っていたというお寺なのですが、この付近は赤穂藩の飛び地だったそうで、お寺の近くに「大石内蔵助ゆかりの古道」があります。これが2011/12/29に茅野三角点から西谷なごみの森へ歩いた時に見かけた久学寺への道だということに気付いたので、歩いてみました。
古道には違いないのでしょうが、最初から荒れた登山道という感じで、倒木がありました。谷を登ってからターンすると、久学寺の東側の非常に高いコンクリートの壁の上に出ました。地形図ではここからまっすぐの登りですが、古道ははっきりしません。ときどきマーキングがありますが、間違えそうになったこともありました。道でなくても登れるのですが、なるべく道を探して尾根まで登ると東屋がありました。道しるべでは休憩舎となっています。ベンチもあります。ここの道しるべは、「久学寺」「休憩舎」「湧き水休息所」「周回コース」ですが、休憩舎と湧き水休息所は同じ方向になっています。
2011/12/29と同じように周回コースを歩こうとすると、すぐに湧き水休息所への分岐がありました。先ほど見た道しるべの方向とは逆なので、見に行ってみることにしました。この道は斜面に作られた登山道で、周囲が植林の間は良いのですが、徐々に木の枝がせり出してきて歩きにくくなりました。棘のある枝も多く、大回りしたこともありました。藪の中で道が消えそうなこともありましたが、徐々に下っていくと足元に階段があって、登山道を歩いていることが確認できました。かなり下ったと思ったころにネットに突き当たりました。どうしようかと思ったら、少し手前の木にビニール袋が縛り付けられていて、そちらの方向に戻って下る道を見つけました。この道も消え気味でしたが、ところどころ階段があり、道であることが確認できました。しかしジグザグに曲がるところは気をつけないと方向を間違えますし、藪もあります。そうこうしているうちに登山道は荒れた谷の奥に出ました。この谷を下れるものかと思いましたが、伐採された木の上を上手に歩くとすぐに林道に出ました。そこの道しるべでは、来た方向は周回コースとなっていました。林道は南向きが休憩舎で、北は西谷公園です。後で確認しましたが、この林道は尾根上の東屋(休憩舎)まで達しており、そのためこの谷への道が両方向にあるのでした。ただ、湧き水休憩所がどこにあるのかはわかりませんでした。この林道沿いにあるのでしょう。
林道を降りていくと途中には「中間ルート」への分岐がありました。ここでは林道の登り方向は湧き水休憩所なので、湧き水休憩所はここよりは上流側なのでしょう。まっすぐに降りていけば最近では2025/12/31に来ている西谷公園です。岩場広場の展望台に登って景色を眺めてから林道を少し戻り、2011/12/29に降りてきた道しるべから岩場広場の方に登りました。最初は植林ですが、東側に巨大な岩があります。普通なら岩の下を岩に沿って登りそうなものですが、消えかかっている登山道はシダの多い植林の中をジグザグに登って行きます。最後は岩の上に上がって、少し登るとベンチがありました。ここが岩場広場でしょうか。ここからはジグザグの尾根登りです。少し平らになると、「イヤガ谷西谷」への分岐があり、その先には「西谷展望広場」らしい壊れかけた階段のある展望台がありましたが(写真)、見えるのは東側だけでした。この尾根はかつては展望があったのでしょうが、今は木が伸びているのであまり展望はありません。ツガ林の説明板のある440mピークには「イガヤ谷東平」への道しるべがありました。
登山道は広くなり、遊歩道と呼んでも良いくらいになりましたが、「山並み眺望点」はどこか分かりませんでした。途中にネットが横切っており、2011年には抜けるのに苦労したようですが、もうボロボロだったので楽に通れました。これが先ほど湧き水休憩所への下山中に突き当たったネットのようです。登山道は次のピークを北に巻いていますが、登ると金属プレートの西谷四等三角点(434.34m)がありました。下ると「政鍛冶谷」への分岐がありました。この先にベンチがありましたが、ここでネット沿いに歩くと南に遠坂の方へ行ってしまいます。植林をジグザグに降りる道を見つけて降りていくと、湧き水休息所への分岐があって休憩舎に着きました。久学寺へは登ってきた古道で下山しました。マーキングを見失って適当に降りたところもありましたが、登りよりは道を良く認識できました。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「粟賀町」です。
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