福知山線の古市駅の付近からは、2019/8/6に松尾山に登りました。今回はその逆コースを歩きました。古市駅の東北にある尾根には関電の巡視路の入口があります。この山には裾を巡る小道があるのですが、そこから尾根に上がると丹南線三三鉄塔があります。ここから北に尾根道を歩きました。ちょっと上がると鉄塔の撤去された跡のようなコンクリートがありましたが、二つしかありません。あとはほぼ一本道で歩きやすい道でした。400m+ピークの先では作業道が尾根を横切っていました。429mピークの手前では東側に林道が見えました。さらに429mピークの先で林道が横切っていました。正面に道がありましたが、倒木などで歩きにくそうだったので、尾根を歩いて登っていきました。そして500m+の主尾根に着きました。ここには夫婦杉の説明板がありますが、肝心の杉の木がどれかよく分かりません。ちょっと東に登って音羽三等三角点(530.3m)に行きました。ここは音羽山だそうで、説明板がありました。この日は霧の多い日で、ここまでの尾根歩きのあいだ東の篠山方面はずっと雲海に埋まっていました。その雲海は木が邪魔でよく見えなかったのですが、音羽山では北側に雲海を見ることができました(写真)。
音羽山から松尾山までは登山道です。509m地点を通り、肩越の辻から尾根を登りましたが、登山道は白髪岳に行くので、途中から松尾山へ向かいました。この急斜面の道はここまでの登山道に比べると見劣りしますが、ちゃんと松尾山(687m)に着きました。別名高仙寺山、酒井城跡でもあります。
下山は南の尾根を降りました。仙ノ岩という標識のある付近には名前の割には大岩が無いと思ったのですが、その南の急斜面には岩がありました。段々に平坦地が作られており、人工的な地形でした。その南は急斜面でロープが張られており、降りると卵塔群がありました。卵のような形の、僧侶の墓石が並んでおり、元禄と読める墓石もありました。ここから東に、斜面に作られた道を歩き、高仙寺本堂跡に行きました。ここには石仏と愛宕堂がありますが、本堂跡には何もありません。登山道ではなく東の尾根に行きたかったのでそのまま東に歩くと、石積があり、こちらの方が建物の跡のように見えます。ここから東寄りの尾根に向かいましたが、ここはいまは植林になっていますが段々に平地が作られており、人工的な地形です。そして顔のないお地蔵様があって、あとは尾根道が続きます。407mピークは寺谷山だそうです。ここから東側の尾根を歩き、倉谷三等三角点(366.69m)を過ぎ、その次の尾根の分岐は東に降りました。ここは長い平坦な尾根で、最後は丹南線三二鉄塔に寄って、二村神社の付近に降りてきました。
展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「篠山」です。
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