2022年11月8日火曜日

鹿ヶ壺から登るウリュド

 


雪彦山の南にあるウリュドには2009/03/20に小畑から菅生川東側の尾根を歩いて来ています。今回は鹿ヶ壺から登ってみました。鹿ヶ壺の入り口にトイレがあり、その裏手の尾根を上がりました。なんとなく踏み跡があります。最初は急な斜面が続きますが、標高差100mも登ると徐々になだらかになりました。しかしそれでも斜面が続きます。周囲は里山で植林はありません。ところどころ道がはっきりしている場所もありますが、倒木やシダの藪もあります。しかし抜けられないようなものではありませんし、徐々に緩やかになります。最後はまた急斜面ですが、結局1時間近く自然林を登り続けて稜線に出ました。南に登っていき、798mピークに行きました。ここには2021/08/25に藪を抜けて鎌倉山から来ています。


この後は稜線を北に歩きました。多少の藪はありますが歩きやすく、アップダウンして774mピークに登り、さらに大きな岩をいくつか登って(写真)アシビの藪を避けて歩いていたら、ウリュドを通り過ぎてしまい、戻って三角点に着きました。馬ノ頭二等三角点(866.45m)です。周囲はアシビの藪です。2011年の大柿さんの赤札が木に下がっていました。この先も尾根は藪っぽく、マーキングが尾根から降りたところにあったのでそれを辿りました。やや迷いそうな尾根を歩き、808mピークを過ぎて尾根が十字に広がる820m+ピークから急斜面を降り、下草のある植林を歩いていると、大天井岳から雪彦山に行く登山道に出ました。整備された道を大岩を見ながら歩き、雪彦山四等三角点(915.14m)のある雪彦山の山頂に出ました。展望はないのであまり感動はありません。


下山は来た登山道を戻って、登山道に出た付近から植林の中の道を降りました。この付近は「三方峠の段」だと説明書きがありました。後醍醐天皇を山之内に迎えるために作った砦と書いてありましたが、本気?という感じです。下山に使った登山道もよく整備されていました。谷沿いに降りて、標識を見ながら鹿ヶ壺に向かいました。鹿ヶ壺は名勝と呼ぶに相応しい美しい場所です。コンクリートの階段を降りて出発点の鹿ヶ壺山荘に戻りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「寺前」です。



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