2019年7月6日土曜日

東から登る智頭の清見上三角点

2019/5/11に登った智頭の清見上三角点ですが、今回は南ではなく東から登ってみました。登り口は智頭から国道53号線を南に走った井上集落の付近です。国道から土師川を西に渡り因美線の踏切から北に行くと山側に墓地があり、その北端から山に入る道がありました。これは奥にある墓地に行くだけですが、その先も少し道があり、さらに植林の斜面を登って尾根に上がりました。あとは問題の無い尾根歩きです。北側下には新しい堰堤が見えます。植林も自然林もあり、尾根上は切り開きがあって快適です。横田四等三角点(556.81m)の周囲は笹薮ですが、ここには南から道が来ていました。標石は倒木の下で可哀そうでした(写真)。アワフキムシの泡があちこちにありました。632mピーク付近から南側は植林で、尾根は笹薮ですが少し植林側に降りれば道があって快適でした。しかし清見上三角点に近づくと笹薮を歩かざるを得なくなり、2019/5/11に南から来た道と合流し、坂を上がると頂上です。笹薮の中に清見上四等三角点(691.41m)があり、中国電力の新鳥取連絡線9号鉄塔が立っています。北側の視界が開けます。登り始めて約2時間でした。

下山は頂上から北に鉄塔の保守路を降りました。良い道です。10号鉄塔から北は保守路はどこに行くのかよく分からなかったのですが、植林なので道は良く、613m地点の北は少しわかりにくく、気をつけて北に降りて行きました。西側に植林の下に林道が見えました。さらに歩くと東側下にも林道があり、541m地点から先は東側下にずっと林道が見えていました。しかし尾根上は倒木が多く歩きにくかったと思います。さらに北東に尾根を降りていきましたが、この付近は藪で、あまり障害物はありませんが、笹や木の枝をのけながら降りました。特に390m+の鞍部に降りる付近は方向が定まらず、楽な方向に降りたらかなり北寄りに鞍部に降りてしまいました。この鞍部は地形図では平坦ですが、実際は平らではなく、南側の標高が高いようです。東の尾根に登り、植林を東に歩きました。三田三等三角点(445.22m)付近は藪っぽく、標石も土にほぼ埋まって上には腐った木が乗っているという状態で、最初はどこにあるのか気が付きませんでした。ここからGPSで方向を確認しつつ藪っぽい尾根を南東に降りました。すぐに北側に太い林道が見えました。この付近からは南に降りれば谷を出られるのですが、頑張って藪の尾根を東に歩き続けました。折れ曲がってわかりにくい尾根ですが、三田の付近まで来ると石積みの跡のような場所があり、その先は平坦地が何段かありました。城跡っぽいのですが、調べても三田中村城は谷の南側(登ってきた尾根側)で、こちらには城跡は無いようでした。最後は問題なく水源のタンクの所に出てきました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大背」「智頭」です。

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