2019年7月28日日曜日

八頭町西谷川の奥の山

形容しにくいコースですが、八頭町の隼駅の南の見槻川を南に行くと、西谷川に分岐します。その東側の尾根を歩き、南の山を一周して西谷川沿いに帰ってきた、というコースです(地図を見るほうが早いでしょう)。

西谷の尾根の先を歩くと山は金網で囲まれています。しかし東側に歩くと山に入る道があって、金網の扉を開けるとその先は車が通れる道で、ジグザグに尾根の上に上がると、水道施設がありました。実は航空写真で何かあることが分かっていたので、道を探したのです。施設から尾根歩きとなりますが、典型的な里山で、下草が少ないのが嬉しいところです。かなり荒れた尾根で、所々に共同アンテナの残骸(立っているものもある)がありました。倒木もありますし、藪もありますが、植林になると歩きやすくなりました。西谷四等三角点(412.57m)は、低い松とアシビに囲まれた金属プレートの三角点です。三角点付近は伐採されていますが、その南は抜けるのが大変な藪でした。地積図根三角点を過ぎて、特になにもない414m地点を通ると、その先は厳しい登りになりました。頑張って登り切ると細尾根ですが、尾根上は間伐したと思われる木が倒れており、アシビも生えていて歩きにくい場所でした。志子部四等三角点(508.81m)も、そんな藪っぽい場所にあります(写真)。さらに尾根を歩き続けると、植林になってきます。それと共に勾配も急になってきて、暑く湿度の高い日だったので、ここは休みながら登っていき、今日の最高地点653mピークに着きました。

653mピークからは西に尾根を下り、633mピークから北に降りました。植林が多くて楽な尾根でした。500m+の鞍部まで降りましたが、この付近は広々としています。510m+のピークに登り、その北で地形図の破線道を探しましたが、見当たりません。その北の574mピークは鉢伏城跡で、南側は急斜面で登るのは大変です。結局地形図の破線道の通りに谷を下りましたが、水は無いとは言え、ガレ石だらけで倒木もあり、谷底を歩くのは大変でした。北側斜面には大きな岩が多く、斜面に道があればそれを下りましたが、それも崩れやすい斜面でした。南東からの谷と合流すると、そちらの谷には道があり、ここからはその道を降りました。途中で道が崩れていたり倒木で通れなかったりしましたが、西側斜面で伐採が行われたようで、その時の道路に出てきました。この道は東の谷への分岐の付近で舗装され、お気楽な林道歩きで西谷の集落に戻りました。

暑さで休みながら歩いたこともあり、5時間以上かかりました。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「因幡郡家」です。

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