2019年6月16日日曜日

上月の銭甕三角点

この三角点は中国自動車道上月PAの南の山にあります。佐用から県道365号線で杉坂峠へ向かう途中、旧幕山小学校の前で南に曲がり、中国自動車道をくぐって材木処理場へ向かう道がありますが、この道から西側の山に上りました。中国自動車道の近くに墓所があり、そこからコンクリートで固められた法面に沿って尾根に上がりました。作業道があります。尾根は植林で軽快に歩けました。西側には林道があって作業中でした。植林を抜けると自然林になりますが、下草はありません。倒木が邪魔ですが、それを抜けると道がありました。この道は326mピークを北に巻いて、ピークの西側で林道に出ました。ここからは軽トラックなら通れそうな林道で、しばらく西に向かって歩きました。気分良く歩けましたが、途中で飽きてきて、北側の植林の道に入りました。植林には道がたくさんあります。この道は溜池の周囲を回って、結局大垣内に降りる道に出てきました。ちょっと北に降りて、害獣避けの扉を通り、栃坂観音堂にお参りしました。この付近は棚田にアジサイを植えてありますが、ちょっと時期を過ぎていたようでした。

南に引き返すと、十字路にお地蔵様がありました(写真)。近くに「上月町杉坂峠森林浴コース」の案内板がありました。現在地が書いてありませんが、さっき植林の中を歩いたのはAコースかも知れません。そういえば杉坂峠の方向にもベンチがありました。東に林道を引き返しました。326mピークの手前で林道は南の姿集落に降りて行きますが、326mピークに向かって登ると道の跡のようなものがありました。少し登ってから南に向きを変えると道がありました。この付近はとにかく道が多く、分岐だらけですが、尾根から外れないように歩きました。しばらく歩くとまた林道に出ました。この林道は340m+ピーク付近で北に曲がりますが、真っ直ぐ行く道もあったので行ってみると、344mピークはススキの薮で道はここで終わっていました。

戻って林道を北に行くと、東と北に分岐があり、北に行くと林道は東に降りて行きそうだったので、しばらくは藪を歩きました。特に歩きにくくはありません。尾根が東に向かう付近では、北側に土塁のある道が少し続き、北に曲がって310m+ピークを過ぎると植林になり、植林の北端に銭甕三等三角点(306.5m)がありました。そのまま藪に突入して下山することも可能だったと思いますが。引き返して東に降りました。こちらにも道の名残がありました。地形図には破線道があるのですが、これははっきりせず、道の跡か踏み跡のような道を辿って降り続けました。北に向かう付近で道ははっきりしましたが、倒木などが多く歩きにくい道でした。そのまま降りると材木処理場に入ってしまうので、道から離れて東に向かい、そこから尾根伝いに下山しました。ちょっと笹が多い所がありましたが、藪というほどではありません。中国自動車道に近づくと墓所がありましたが、道は東から来ているようなので、そちらには行かずに尾根を降りました。問題なく出発点の高架下に戻れました。

低山ですが気持ち良く歩ける山でした。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「佐用」です。

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