この三角点には2008/09/07に西の塩田から行きましたが、今回は東の蔦沢から登りました。山崎から伊沢川沿いに県道429号線を北上し、上牧谷の郵便局から西に向かいました。まっすぐに歩いていくと、谷の道になります。県道523号塩田一宮線ですが、害獣避けの扉を通って歩いていくと、「通行不能、理由:巾員減少1.0m」という立て札がありました。ここからしばらくも車の通れそうな道が続きましたが、地形図で実線道が破線道に変わる付近でその道は東に折れ曲がって行きました。谷沿いには荒れた道が残っており、それが県道なのでそのまま登り続けました。そのうちに巾員1.0mどころではなく、道そのものが消えてしまいました。谷を登り続けることは可能でしたが、夏なら蛭の餌食になっていたことでしょう。両側の斜面は急なので、谷しか歩けません。頑張って登り、峠近くでは草をかき分けて登ると、林道が峠を通っていました。これが先程別れた林道と繋がっている可能性はありますが未確認です。峠には乢地蔵(愛称:男前地蔵)が祀られていました。男前かどうかは、よく分かりませんでした(写真)。峠からは西向きに展望があります。
峠からは2008/09/07でも歩いた関電の巡視路を歩きました。最初はよく整備されていますが、途中でよく分からなくなり、とりあえず急斜面を登って自然林の390m+に出ました。そこから尾根伝いに歩き、横野四等三角点(406.07m)に着きました。すぐ北に播磨西線六四鉄塔があります。展望はありません。しばらくは巡視路を歩きました。鞍部をよぎる林道があり、そこから北には急斜面でした。踏み跡を辿って西側を登っていきましたが、結局は岩の多い斜面を木に掴まって登りました。登り切れば平な尾根で、大きな岩の多い490m+ピークに着き、急斜面を東に降りました。ときどき紅葉が見られる自然林の尾根で、473mピークを過ぎ、南寄りに向かいました。大きな障害物もなく、播磨西線六五鉄塔に着きました。かなりの西向き急斜面に立てられています。西向きにちょっと展望がありました。409mピークに登り、東向きの尾根を降りていくと、たまにシダも生えていましたが、邪魔なほどではありません。最後はシダの生えた急斜面になりましたが、岩上神社の鳥居を目指して降りると、害獣避けフェンスに扉があり、県道429号線に出られました。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「山崎」「土万」です。
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