2024年4月30日火曜日

一宮の東河内三角点から平野三角点

 


2024/4/6に登った東河内のなべ山の東の山ですが、こちらも伐採が進んでいて航空写真でも林道がたくさん見えます。伐採の基地になっている場所はストリートビューでわかったので、そこから林道を歩きましたた。扉がありますが開けるのは難しそうだったので下を潜りました。林道は枝道が多くどちらに行ったらよいのか迷います。適当に傾斜のきつそうな道を選びましたが、谷を横切ってまた戻り、水平道を長く歩いたりしました。結局は林道の終点に出て、そこから尾根を登りました。植林なので全く問題なく登れました。そのうちに自然林となり、藤の花がきれいでした。展望もありますが、山椒の棘にも気をつけなければなりません。平らな尾根を歩いて東河内三等三角点(637.51m)に着きました。周囲は植林で、南側には林道が来ています。


そのまま尾根を東に歩き、706mピークに登り、東に下ると広い林道の交差点がありました。地形図では実線道が6本集まっていますが、実際には西に行く道もあり、これが東河内三角点の方へ行っているのかも知れません。道標があり、西向きは「至 中山線」「中山・牧場方面へ」、南は「至 牧場」、北は「至 中坪」です。ここでは東に、行き止まりと書いてない道を登りました。道は徐々に広くなり、途中にはコンプリートブロックが等間隔に並んでいる不思議な場所がありました。集積場所とのことです。その上は舗装された森林基幹道峰山線です。登ってきた道には輪掛材乾燥土場があるとの表示があり、先程の不思議な場所がそうだったのでしょう。


峰山線からも東に林道を登り、林道が水平になった所で尾根を登りました。植林なので問題ありません。910m+ピークを過ぎて下っていくと、地形図の破線道に出ました。草の生えた林道です。さらに東に斜面を登ると、アセビが増えてきました。それを避けながら登り、稜線に着きました。ここは2009/12/06に来ています。稜線上にはネットがあり、その西側のススキの中に平野四等三角点(1001.98m)がありました(写真)。伐採されているので東側の展望は良好です。ここから北に歩きましたが、ネットが邪魔です。古いとは言え丈夫に残っているところもあります。ネットの東側は伐採されて主にススキとアセビ、西側は植林なので、西側を歩きました。北に降りて、少し登ると951mピークですが、ここでは何かを発掘しているようでした。こんな所に古墳?と思いましたが、展望の良い場所ではあります。さらに北に降りていき、中坪峠に着きました。


中坪峠からは西に少し林道を歩いてから地形図の破線道を探して谷を降りました。幅の広い谷なので道は見つからなくても自由に降りられました。降りると再び林道峰山線で、この下の谷は狭くなるので峰山線を西に歩きました。そして尾根っぽい所で斜面を降りて、西の谷の方に降りていき、地形図の林道に出ました。ここからは延々と林道を下って、登りでも通った広い交差点に戻りました。途中でショートカットできたのですが、意外と急斜面でミツマタの藪だったのでずっと林道を歩きました。交差点からは中坪に降りたのですが、途中で地形図にある道が見当たらず、大回りすることになりました。方向違いと思った西向きの道が正解だったのかも知れません。いずれにしてもそのまま林道を下り、中坪に戻ることができました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「長谷」です。



2024年4月28日日曜日

小野尻から登る三組尾

 


丹波市の南にある三組尾は、2013/01/26、2014/11/22、2015/05/23と何回も来ていますが、今回は南の小野尻から登りました。小野尻トンネルに通じる県道86号多可柏原線のカーブのところに天徳寺があります。このお寺の山側に林道があるので、そこを目指しました。天徳寺の北から林道に入り、害獣避けの扉を通って山裾に行きましたが、登りにくそうだったので北に戻って尾根を登り始めました。急斜面を登って尾根に上がると楽な山歩きになりました。最初はシダが低く生えていますが、それも徐々に減り、この先は全く特筆することの無い山でした。しかしつまらないというのではなく、気持ち良く歩けました。途中に何度も尾根に道があるところがあり、海抜370m付近では東西に杣道が横切っていました。

長い登り、と言っても90分ほどで、三組尾に到着しました。延命寺山三等三角点(539.47m)があります。周囲は自然林です。(写真)


山頂からは北に降りました。2015/05/23に登ってきた小畑方面の谷に降りようと北向きの尾根を探しましたが、これが見つけにくくて歩き回り、結局急斜面を降りて尾根に乗りました。あまり問題なく降りられましたが、途中に谷寄りに尾根の分岐がありました。地形図で見ると非常に急ですが、分岐のあたりで見るとさほどの急勾配でもなかったので、近道と思って降りてみました。木につかまれば降りられる斜面でしたが、地形図で見て緩やかになった辺りで意外と急勾配でした。とにかく谷に降りると堰堤があり、すぐに道もありました。左右に墓地を見ながら谷を降りて小畑に出ました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「丹波和田」です。



2024年4月6日土曜日

一宮町東河内のなべ山

 


一宮の東市場から県道8号線を東に行き、能倉の正面に見えるのがこの鍋山です。西の麓にゲートボール場があり、その脇の害獣避けの扉から林道に入りました。林道は行ったり来たりしますが、行者堂への道標があって迷うことなく登れました。山頂には行者堂があって(写真)、役行者と愛宕地蔵が祀られています。近くには鍋山四等三角点(485.74m)がありますが、完全に土に埋もれていました。


山頂からは北東の山田中坪登山口を目指して降りましたが、こちらも問題なく降りられて峠の舗装道路に出ました。付近は別荘地帯です。ここから更に扉を開けて東に林道を登りました。こちらも林道がジグザグに作られていて、どんどん登れました。しかし途中で林道が分かれて、どちらに行ったら良いのかわからなかったので、真っ直ぐに尾根を登りました。これも問題なく、標高606mの山頂に着きました。東屋がありました。南は「癒やしの森10分」北は「コナラ林15分」だそうです。北に登山道を降りましたが、途中は崩落のひどい箇所がありました。しかしこちらは扉もなく舗装道路に降りられて、あとはこの道で別荘地帯を抜けて下山しました。2時間もかからない林道歩きのコースでした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ☆☆☆

地形図は「長谷」です。