2023/5/5にタクミ谷越から遊屋を抜けて小原に歩いたときに、西岸の廃屋を見損なったので、それを見てから由宇屋三角点をまわって来ることにしました。公文川沿いから林道遊屋線に入りました。川沿いの道を歩き、何度か川を渡りました。地形図の破線道と現在の道路はだいぶ違っています。川は水量が多いので、道が西岸に渡ってから行ってみました。道路から広い平らな場所と石積みが見えたのでまず南の方に行ってみましたが、平らな場所は植林で何もありません。しかしお茶碗などが落ちていたのでその上の方を探すと、墓地らしい場所がありました。墓石は全部倒れており、苔が生えているので文字はほとんど読めません。人家はこの付近には無いので北の方へ歩くと、道路からは上方で見えない付近に石積みがあり、その上の平坦地に家屋の跡がありました。波板やヤカンなどが散乱しています。柱などは土にかえりつつあります。この家屋跡の北側は数段の石積みがあり耕作地の跡のようでした(写真)。いまは植林です。一軒でこれだけの畑を耕していたものと思われます。
段々畑の北は谷なので道路に戻って北に行くと、谷の反対側には林道がありました。この林道はすぐに終わってしまったので尾根に上がって植林を登りました。とても急な斜面ですが、木に掴まらずに登れました。すぐに東側は自然林になり、標高650mまで登ると楽に登れるようになりました。ちょっとアシビが生えているくらいで、2023/4/28に通った820m+のピークに着きました。ここからは植林を歩いて844mピークに着きました。ここから南西に尾根を降りることもできますが、そうするとまた登らないと由宇屋三角点に行けないので、もう少し北に歩いてから西の尾根に曲がりました。この付近は植林で斜面をショートカットしましたが、かえって疲れたような気がします。この西向きの尾根は2011/05/03に藤無山からの下山に通っていますが、曲がりくねった尾根です。アシビが生えている所があり、尾根が細いと邪魔ですが、大きな障害ではありません。銀竜草が生えていました。南側は植林が多いようで、尾根の上の北側の自然林との間は広い道になっているところもあります。由宇屋三等三角点(799.68m)の標石は、座りやすくしっかり地面から出ています。2011/05/03はここから西の尾根に行きましたが、今日は南に降りました。こちらは少し急な斜面もありますが時々開けた場所もあって、気持ちよく降りられました。686mピークから南に曲がり、東側の植林がネットで囲まれている付近を過ぎると、2023/5/5に来た遊屋越に着きました。今日は小原には降りず、そのまま南に歩きました。また登りになり、557mピークに上がってから南に降りましたが、この付近は小木がやや密に生えていました。南の細い尾根に降りると西側は植林です。植林には降りずにやや曲がりくねった藪っぽい尾根を降りていくと、道路の法面の上に出ました。ここは降りられないので、結局東に急斜面を降りて、道路に出ました。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「音水湖」「戸倉峠」です。
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