2023/3/4に市川町の振古川上流の山を歩きましたが、今回は少し方向を変えました。市川町谷から振古川を遡り、林道の扉の前に車をとめ、前回とは違って東向きの林道の扉を開けて歩きはじめました。すぐに北の斜面を登り、248mピークを目指しました。意外と急な斜面でシダも茂っており、やや苦戦しつつ248mピークに出ると、ネットが張られて東側は伐採地でした。しばらくは青いネットに沿って歩きました。ネットの向こうにはピンクのヤマツツジが咲いていました。ネットは標高270m付近で終わり、シダ藪に戻りました。シダの背丈はせいぜい腰くらいまでで、踏み跡もあります。ときどきシダが消えることもあり、ちょっと楽になりました。342mピークを過ぎ、310m+の鞍部まで来ると、再びネットが張られており、標高360m付近まで続きました。ネットの張られている尾根の中央はシダが生えていますが、西側斜面に踏み跡があり、これを歩きました。ネットが終わってシダの間を380m+ピークまで上がると植林で下草は無くなりました。そして標高400m付近からは急斜面ですが、ここは大きな岩が多く、真っ直ぐな斜面を登るよりは楽だったと思います。そして標高490m+の主尾根に着きました。ここからは2009/02/11と同じルートとなります。尾根には道があるので楽に歩けましたが、610m+ピークを道は南斜面を巻いています。前回はこれを歩いて西から登ったのですが、今回はまっすぐに木に掴まって斜面を登りました。下草は無いので力づくで登れました。登ってしまえば稜線を北に歩き、木屋ケ谷三等三角点(662.19m)のある松尾山に着きました。三等三角点にしては立派な標石という感じでした(写真)。山名の札などは、ほとんど読めません。
下山は稜線を南に戻り、610m+から南西に急斜面を降りました。途中からは道があって、そのまま南西に歩きました。そして道が北斜面を巻いている付近で南斜面を下りました。ここは下の方の様子が見えない急斜面なのでGPSで方向を確認しつつ降りて、南向きの斜面に出ました。この斜面をしばらく歩いていると、道が現れました。車が通れたかどうかはわかりませんが、幅が1m以上あり、尾根の上を降りていっていました。ありがたやと思って歩いていくと、この道は意外と長く続いていました。しかし標高300mを切った付近で植林に入ると消えてしまいました。植林なので降り続けるには問題はなく、降りていくと植林の中にも道がありました。この道も標高250m付近の急斜面になると消えてしまい、ここは植林の作業道を探して降りました。急斜面を降りきると再び道に出て、この道でシダの間を歩いて地形図の実線道の林道に降りました。あとは川沿いのよく整備された林道を歩いて戻りました。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「寺前」です。
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