先週登った愛宕山の東の山です。まず義経伝説の残る小枕の春日神社に参拝し、その裏の植林に入ろうとしましたが、害獣避けの金網があるため、西側の尾根に向かって急斜面を登ると、尾根上に扉がありました。ここからしばらく尾根を歩くと、火打ヶ嶽です。火打ケ嶽三等三角点(336.95m)がありますが、展望はありません。ここから南に尾根歩きですが、すぐに整備された道が現れました。自動車は無理そうですが、よく整備された道で気持ちよく歩けました。松茸山らしく、「鹿、猪に装置をしています 危険です」という札もあるので、無理に尾根に上がらず歩いたため、だいたいは尾根の東側を歩くことになりました。たいした急勾配もなく、標高450mくらいまで歩けましたが、最後は490m+ピークの西側の谷で道は消えてしまったので、ピークに上がりました。この尾根の道ははっきりしませんが、松茸山の紐が張ってあるのでそれに沿って歩きました。550m+ピーク付近はちょっとややこしいのですが西に降りると峠のお地蔵様がありました(写真)。確かにここは徒歩で山越えをするなら主要な峠だと思います。
峠からの道はあまり明瞭ではありませんが、すぐに分かりやすい道になり(巡視路らしい)、播磨中央線一三八鉄塔に出てきました。巡視路はここで終わりですが、この先も問題なく歩けました。三国ヶ岳の手前では少し西寄りの尾根を登りましたが、道があるではないので、まっすぐ斜面を登ってもよかったと思います。いずれにしても山頂近くは急斜面で、雪が少し積もっていたので足が滑りました。三国ヶ岳の山頂は南に広く展望があり、説明板もありますが、特に目立つ山がある訳ではありません。北側の展望は限られていますが、篠山城跡がよく見えます。三国というからには、丹波と摂津と播磨が見渡せるのでしょうか?三国岳二等三角点(648.09m)があります。山頂から西へ降りる道ははっきりしており、最後は少し怪しくなりましたが、茶畑の上に出てきました。ここは美濃坂峠です。馬頭観世音と掘られた石があります。大正10年の道標は左が永澤寺三田街道、右が中野村(どこ?)となっています。ふきのとう休憩所がありますが、ここに駐車して登山してはいけないそうで、どうしろというのでしょうか?
美濃坂峠を通っている県道49号線は、災害復旧工事のために通行止めになっています。これは車が通れないということですので、歩くには安全ですので、県道を歩いて戻ることにしました。道路が大きく崩れている場所が2箇所あり、橋が掛けてあります。道路は崩落し、ガードレールが宙に浮いていました。
展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「篠山」です。
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