先週行ったばかりの丹波市青垣町の段ケ谷三角点ですが、気分良く歩けたので、もう一度行ってみました。ただし今回は登りの尾根を変えて、青垣町惣持と小稗の間の尾根から登りました。この尾根の南東の先は大幅に削り取られて崖になっていますが、その西の谷には「コバサマ」と書かれた札が立っており、その奥には道があります。谷沿いに入っていくと害獣避けの扉があり、その奥の谷は以前には耕作地として使われていたようです。谷を登り詰めるのは無理そうだったので、東の植林を作業道の名残を使って斜めに登って尾根に上がりました。西に歩いて主尾根に出ると、下り松三等三角点(324.21m)がありました。
このあとはずっと緩い勾配の尾根歩きです。ほとんどが植林で、下草はありませんから、気持ち良く歩けました。とは言え標高差300mほどを登りますので、登山には違いありません。511m地点から先は急勾配になりました。地中にケーブルが埋まっていたので共同アンテナがあるものと思いましたが、撤去されたのか見当たりませんでした。そして気持の良い640m+地点に出ました。先週とさほど違っているわけはありません。西側の谷は木も草もほとんど生えていないのが不思議です(写真)。
ここからの尾根は先週歩いており、紅白の大河内線六一鉄塔から段ケ谷三等三角点(722.32m)、それからも気持ちの良い尾根が続きました。先週は740m+ピークから南に尾根を降りましたが、今回はもっと先の814mピーク(「仏岩」というプレートあり)まで行きました。この付近はススキが多く、大稗から粟鹿山に登ったときにもススキの中を歩きました。時間的のは粟鹿山まで行けそうでしたが、行ってもたいして楽しくはないことは分かっていたので、下山することにしました。
南の尾根への下りは急斜面で、ネットが邪魔でしたが、問題なく降りられました。その後は長い尾根歩きです。先週この尾根を東の尾根から見た時には樹海のようだと思ったくらいで、この尾根の東側は密度の高い植林です。しかし西側は雑木林なので、尾根は明るく、ここも気持ちの良い場所でした。突然藪っぽくなったと思ったら、大河内線五七鉄塔でした。地形図には大稗に降りる道がありますが、これは地形図通りではなく、大稗の北にある南西に伸びた尾根の方向に行っているようでした。そして347mピークを過ぎて、やや藪っぽくなった尾根の先に出ると、いきなり崖の上に出ました。ここも尾根先は大きく削られています。結局東側に降りましたが、ネットがあって北に戻る羽目になりました。早めに植林を東に降りるのが正解だったと思います。
4時間ほどの、気持の良い山歩きでした。
展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「矢名瀬」です。
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