2017年4月15日土曜日

丹波市青垣町の段ケ谷三角点

大名草の北側の、粟鹿山に連なる尾根を歩きました。登り口は青垣町惣持です。長い階段を登ると胸腹神社があります。胸と腹の病気にご利益があるのだろうと想像します。本殿は小さいのですが、石段は立派でした。神社の裏手から尾根を登り始めました。やや急な登りで、ネットが邪魔です。ネットの北側は植林ですが、最初は若い木で、足元も良くありません。共同アンテナの墓場を過ぎて登っていくと、植林も立派な木になってきて、40分ほどで主尾根に着きました。主尾根は植林もありますが自然林の所もあります。どちらも非常に歩き易く、広々した気分の良い場所もあって、この後下山を始めるまで気分良く歩けました。枝の間から時々展望もあります。ただし620mピークへ登る手前は非常に急斜面で、真っすぐは登れず東に斜めに登りました。作業道の名残があったので登れましたが、なかったら大変だったでしょう。640m+の尾根の分岐は広くて気持の良い場所でした。そして下って登ると、紅白の大河内線六一鉄塔に出ました。そして、すぐ上に段ケ谷三等三角点(722.32m)がありました(写真)。写真で枝に付けられている赤いものは大柿さんの赤札ですが、ほとんど読めません。巡視路を示す「火の用心」が立っているのですが、この付近のものはどれも向きが微妙で迷いそうです。

この先はどこから下山するか悩みました。主尾根が歩きやすいので、なるべくたくさん歩きたくて、708m地点からは降りずに先に進みました。その先は北側に谷がありますが、ここは伐採されたのか木が無いので広々と言うか殺風景です。そしてその先の740m+ピークから南に尾根を降りました。この付近まで来ると、粟鹿山は目の前という感じです。この尾根は地形図で見ても非常に急峻ですが、破線道が描かれています。実際には道はありませんが、降りられないほど急峻ではありません。ネットが邪魔ですが、下草は一切ありません。途中で破線道が東に分かれている付近は東側が植林となりましたが、真っ直ぐに尾根を降りました。大河内線五八鉄塔まで降りると、そこからは巡視路で下山しました。この谷は今は植林ですが、以前は段々畑だったようで、石積みがたくさんありました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「矢名瀬」です。

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