2015年6月14日日曜日

南から登る山崎町の宮山

山崎の北に位置する宮山には、以前に与位から登りましたが(2007/04/08)、今回は南から登りました。森林の西側に山に向かう急勾配の階段があり、れを登ると貯水槽があります。その後ろから登り始めました。やや急な荒れた斜面を登って行くと大畑四等三角点(275.05m)がありました。地形図によっては東側からここへ破線道が描かれていますが、特に道はありません。ここには以前は共同アンテナがあったようです。

少し平坦な尾根を歩き、少し登ると、地形図どうりにちょっと平坦な場所に出て来ました。木が低めで小さな空き地もありますが、畑があったという風にも見えません。この付近から尾根に金網が張られていて、歩きにくくなります。

ややきつい藪を409mピークまで登り、少し降りて鞍部に出ました。ここも地形図によっては破線道が来ていますが、東側になんとなく道が見えました。この先は急勾配です。斜面西側に頑丈な金網が張られており、その西側に道があったので、しばらくはそれを歩きました。しかし尾根から逸れて行きそうだったので、入口を見つけて尾根に戻りました。この尾根は藪っぽく、歩きにくい場所でした。

尾根の中央付近には深い溝があって、その東側にも金網があります。溝の脇の薮を登って行くと、道標がありました。登って来た尾根の方向は野口神社ヘとなっており、登山道だったらしいのですが、整備されているとは言えず、マーキングも無かったので、登山道は別にあるのかも知れません。ここからは植林の中で、歩きやすくなりました。

宮山山頂には神谷三等三角点(645.83m)と、宍粟50名山のプレートが立っています。前回来たのは50名山制定前だったので、制定時に登山道も整備されたようです。よいたい登山口への道標もありました。神が降り立ったという金剛岩への道標があったので見に行きました。北とのピーク上にある、赤っぽい大岩でした(写真)。

下山は最初の道標まで植林の中を戻り、「野口神社 超急斜面」という方向に降りました。確かに急な斜面で落ち葉が積もっていて滑り易く、体を支えるのにかなり足の筋力が必要でした。ここも溝が掘られており、その中は歩きにくいので、脇の盛り上がった所を歩くことになりました。最後は地形図の破線道に出ましたが、破線道が伸びる方向には宮山への道標が有りました。登山にはこの急勾配を登るのは大変でしょうから、道標に従うのが正解と思います。ちょっと降りると、野口神社でした。

宮山は雄棲山とも呼ばれますが、宮山という名前は、この神社の裏山という意味です。神社の前に登山道入口の標識が立っていますが、急峻な山なので、こちら側から登るのは大変です。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「山崎」です。

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