2013年2月10日日曜日

黒田庄の白山と妙見山



妙見山は多可町にもありますが、こちらは黒田庄の東の山です。このルートは[1]と同じだと思います。フォルクスガーデン黒田庄の駐車場に車を置いて、「緑と水の郷秋谷」に向かいました。溜池の奧にトイレがあり、「白山登山口」の標識があります。ここからの登山道はしっかりしていますが、急斜面なのでワイルドな登りです。途中から岩盤となり、巻き道もあるようですが私は岩の上を登りました。振り返るたびに眺めが良くなります。

そしてシダの間を歩いて尾根に出ると、あとは縦走です。北に南に展望もあり、道標もある申し分ないハイキング道です。写真は、イタリ山から篠ヶ峰を望んだものです。北側の末谷池や滝尾神社からの登山道もありました。南山四等三角点(397.22m)は北側を巻いて通り過ぎてしまったので、戻って見に行きました。藪の中ですが、南に少し展望があります。三角点の東側が「とがのお」と呼ばれる場所だそうで、白山まで1200mとあります。このコースの問題は、楽に歩けすぎてしまうことですが、白山の山頂へは地形図でもわかるように急登となります。道はいったん東にまわってから頂上へ向かっていました。510mの山頂での展望は素晴らしく、岩の上でしばらく休みました。

白山から妙見山への縦走もよく整備されています。少し残雪のある植林を抜けると「十字路」という地点に出て、「妙見山周遊コース」の地図がありました。これに従ってまず妙見山山頂に登りました。谷川三等三角点(621.95m)の標石の前にミニ神社が置いてあり、思わず標石を探してしまいました。展望はありません。東に歩くと「まばお」という見晴らしの良い地点で下りとなり、斜面を横切って歩いて妙見堂に着きました。ここからさらに西へ歩くと「つえたて」に出て、南に下山しました。「つえたて」の地図には南への道は悪路と書かれていましたが、特に問題無く門柳に下山できました。車まで戻っても4時間かかっていません。門柳には詳しい地図が掲示されていました。

整備された道なので、疲れもせず展望を楽しみながら歩けました。少し藪を歩いてみようかと思いましたが、シダ藪が多くて断念しました。

展望 ★★☆
藪山度 ☆☆☆
地形図は「谷川」です。

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