2013年2月3日日曜日

多可町の幡上三角点


2013/01/20に大木山に登った時に北に見えていた尾根に登ってみました。多可町中区と西脇市黒田庄町の境界の尾根ですが、名前が分かりません。ネットで調べても[1]しかありません。決まった登山道があるわけではなさそうなので、とりあえず尾根歩きが楽しめそうなコースを組みました。登り口は東安田です。東安田集落センターの隣に神社があり、その裏山に登りました。かなり急ですが、神社の東側の墓地から笹をかき分けて登ると、すぐに頑丈な金網に突き当たりました。突破は無理なので金網に沿って西へ西へと歩くと、入口がありました。人家の前を通らないと来られない場所です。ここから急斜面の藪を登りました。

道はありませんが、少し登ると岩盤があって眺めが良くなりました。尾根に出ると共同アンテナの残骸がありました。253mピークはちょっとだけシダが生えていません。しかし北に続く尾根はシダで覆われています。膝かせいぜい腰までの高さですし、シダの下には踏み跡が隠されているので、意外と楽に歩けました。ときどき東西に展望があります。220m+ピークを過ぎて190m+鞍部に来ると、東から道が上がってきていました。道と言うよりも踏み跡と言うべきかも知れませんが、これがシダに覆われつつも主尾根まで続いていました。この付近の東側には謎のワイヤーが張られていました。主尾根は歩き易く、東に行くと岩盤の上に出ました。南に向かって展望が広がります。写真は登ってきた尾根です。さらに東に行ってピークを過ぎると、幡上四等三角点(349.83m)がありました。

ここからは尾根を戻り、北に歩きました。350m+のピークが二つ続きますが、どちらもシダ藪です。しかしシダの下に踏み跡があります。石金山方向にも行けそうでしたが、西に尾根を下りました。なんとなく踏み跡が続き、シダも膝くらいの高さなので展望を楽しみながら歩けました。上り下りしながら徐々に標高が下がり、210m+鞍部まで来ると南側に林道が現れました。奥池から来ているものと思われます。林道は歩かずに284mピークに登りました。ここはほとんどシダ藪です。倒木も少しあります。284mピークから降りるところでは間違って西に降りそうになりました。ここを南に降りると林道の終点に出ました。これは284mピークの前に出会った林道の続きですが、南に行っても行き止まりでした。また藪の中を歩くと190m+鞍部も東からの林道の終点でした。この付近は金網で囲われており、入口から入って(出て?)さらに200m+ピークに登って、南へ降りました。途中標高130mくらいの見晴らしの良い岩場の上にベンチがありました。この尾根からは植林と竹藪を抜けて金網なしに人家の横に出られました。

藪山ですが藪と格闘するほどの所はありません。暖かな一日に気持ち良く低山めぐりができました。

展望 ★★☆
藪山度 ★★☆
地形図は「中村町」です。

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