これは前回(2009/03/21)の下山のリベンジです。今回は朝高田への下山を検討するのが目的なので、登りも朝高田から僧屋敷三角点にダイレクトに登ることにしました。登り口は、小田原川を「しんでんばし」で渡った所です。ここの獣避け扉を開けて中に入りました。
川沿いに少し歩いてから、僧屋敷三角点に繋がる尾根の先端を探しました。鉄の扉の付いた小さな祠の前に土俵があり、その裏手に道がありました。登っていくと小屋がありましたが、良い道があるのはそこまでで、後は切り開きのある尾根を歩くことになります。シダが生えているところもありますが、道があるので楽に歩けます。
僧屋敷三角点は七種山と同じ高さで、1.4kmほどの距離で400mを登らねばならないのですが、さほど急な尾根ではありません。標高はどんどん上がっていき、木々の間からの眺めが良くなります。倒木を乗り越えるのに苦労する場所もありますが、なんとかなりました。標高450mから500mの間は、地形図からも分かるようにかなり急峻で、道を見つけようともせずにとにかく斜面を登りました。その上は岩場が増えてきて、展望も良くなります。なかなか楽しめる登山で、登り始めて約90分で僧屋敷三角点に着きました。
一休みしてから、前回と同じように尾根を大戸三角点まで歩きました。689mへの登り返しは、やっぱり大変です。雪彦山やら七種山が見えます。
そして大戸三角点を過ぎて、その先のピークから下山しました。最初はよく方向が分かりませんが、取りあえず岩の多い尾根を降りました。少し降りたところで右に曲がるような感じで尾根に乗ると、後は迷う可能性はほとんどありません。遠目には全く見えなかったのですが、尾根に大きな岩があります。下手に登ると降りるのが大変なこともあるので、なるべくなら巻いていく方が無難です。とは言うものの、巻くのも難しいような大きな岩もあります。岩場からは寺前方面が望めます(写真)。
最後の大きな岩は少し手こずりましたが、それを降りると後は軽快な尾根歩きとなります。傾斜も少なく、場所によっては落ち葉が気持ちよい尾根でした。なんとなく歩いていったら、478mピークを経由して一番長い尾根を降りていました。最後はなだらかな植林の中を降りて林道に出てきます。
これは間違いなく大正解のコースでした。700mに近い山ですので、このコースでも3時間以上かかりましたが、気持ちよく楽しんで歩ける尾根道です。
展望 ★★☆
藪山度 ★☆☆
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