2007年4月28日土曜日

山崎の最上山

山崎の最上山(さいじょうざん)については,ネット上にいくつも記述があります。最上山そのものは公園になっており,多くの句碑や西洋風の見晴台(下から見るとホテルかレストランにしか見えない)とかギリシャ彫刻・近代彫刻などがあって楽しめます。頂上の篠之丸城趾まではきつい登りですが,すぐに登れます。

頂上から西へ尾根沿いに行くには,ジャングルジムやログハウスの方へ歩き,林に入ります。すぐに山崎三角点があります。これが長い尾根歩きの始まりです。

次の三角点は高下ですが,ここまでは歩きやすい尾根道です。整備されているとは言えませんが,障害物もあまりありません。多くの人が歩いているという印象です。384mピークの付近は南側に展望が開けています。次の高下三角点は倒木の下にありましたが,この付近も歩きにくいことはありません。

問題は380m地点を過ぎて472m地点からで,ここから上牧谷の三角点までは大倒木地帯となっています。尾根は歩けませんので斜面を歩くことになりますが,急勾配の植林です。上牧谷三角点の付近は倒木で埋まっており,三角点の標識は広い頂上の東の隅で倒木に隠れていました。角がかなり削れてしまっています(写真)。この付近には標識や荷造りテープの境界設定もあるのですが,なによりもまず倒木を片付けてほしいと思います。容易でないことは分かりますが。

尾根の倒木を歩くのに疲れて,上牧谷から下山することにしましたが,道があるわけではありません。適当に植林の中を降りましたが,ひどい目に遭いました。最後は青木の砂防ダムに出てきました。お勧めコースは,この三角点は避けて,380m地点から東側だけを歩くことだと思います。上牧谷から北西の,横野三角点の南側の鞍部までの道も興味はありますが,倒木がひどそうな予感がします。この付近は伊沢川沿いのバス路線が廃止されてしまったために,山歩きルートを設定しにくくなっています。

展望 ★★☆
藪山度 ★★☆ 倒木あり



1 件のコメント:

藪山探検隊 さんのコメント...

この上牧谷三角点は、宍粟50名山の篠ノ丸に他なりません。きっと登山道も整備されたのでしょう。