2006年4月22日土曜日

下笹三角点

新宮の北,上笹の「まほろばの森」を展望台の東屋の方に登っていくと,途中に立入禁止の道があります。これが地形図に見られる実線道で,狭戸の三角点(431.1m)をかすめて,ぐるっと山の上を廻って降りてくることができます。この道についてはインターネットでもいくつか記述が見つかります([1][2])が,要するに「まほろばの森」を整備するときに途中まで作って放棄されたもののようです。放棄されたと言っても,とても立派な道で,気持ちよく歩くことができます。どうして立入禁止なんでしょう?

狭戸の三角点付近から南に尾根道を辿ると(どうやって尾根に乗るか,ちょっと苦労しました),397m地点を通って下笹の三角点(351.5m)の方へ歩いて行けます。これについてもいくつか記述があります([1],[2])。さらに南に,254mと386m地点を通って歩いてみました。春だったので,ツツジがとてもきれいでした。確かツツジは新宮町の花だったと思いますが,このあたりの山はツツジだらけです。ツツジには3種類あって・・・という看板が「まほろばの森」にあります。花はきれいなのですが,ときどき散弾銃の銃弾のケースが落ちているのが気になりました。この辺りの山はどこでも同じですが,冬は気をつけた方がよさそうです。

さすがに北山の三角点(395.2m)まで歩くのは長丁場です。386mピークから南に降りたところに,町堺と川東からの破線道と送電線の三つが交わっている鞍部があります。ここから川東に降りるルートを取りました。386mのピークから降りるところは尾根が広がってしまって道がありません。適当に歩いていたら,送電線の巡視路とおぼしき道に出ました。これを歩いて目的の鞍部には出たのですが,東を見ても西を見ても破線道と思われる道はありません。結局川東を目指して適当に歩いていったのですが,道と思われるものが現れたのは里に近づいてからで,そこまでは沢道で岩が転がっていて,歩きにくい道でした。この破線道は何だったんでしょう?

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆

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