この山は,何と呼んで良いかわかりません。地図で言うと,大池の北,御立東5丁目の北の山であり,北平野の西側の山であり,大寿台の南の山です。三角点はなく,地形図には132mの標高点があるだけです。
御立東5丁目の山田荒神社から登りました。この付近は御立山田地区と呼ばれます。火事にあったことがないのだそうで,この神社は火災厄除に霊験あらたかなのだそうです。神社の裏手の竹藪を抜けて登っていくと,すぐに尾根に出られます。ここから,東に進んで地形図で100mの等高線で囲まれたピークに登りましたが,すぐに藪になりました。この藪は半端なものではありません。尾根筋にはいくつかの小さなピークがありますが,どれも藪です。写真はその一例ですが,ところどころどうやって藪を抜けるか思案を余儀なくされる場所があります。大寿台側から道が登ってきているところがあり,そこからしばらくは東側に道がありますが,それもなくなってしまいます。最後はススキの中を抜けて,送電線の鉄塔に出ました。ここは,南側のゴルフクラブから保守路が登ってきており,東側にある別の送電線の保守路にも繋がっていて,歩きやすくなっています。132mのピークの付近もこのお陰で問題なく歩けます。保守路は北に降りています。
こんな住宅地に囲まれた場所に,これほどの藪があるというのは驚きです。おそらく地主の方はこの山をどうしたらよいのか,アイデアがないのだろうと思います。もっと住宅が増えてくれば,切り崩して宅地にするという手もあるのでしょうが,それまでは何をしても儲からないというのが現状でしょう。散歩くらいできるといいのですが,現状で尾根に道を作るのは,かなりの努力を要するだろうと思います。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★★★
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