2005年12月31日土曜日

前山の東の岡 山で注意すべきは人間!

これも地図では説明しにくい山です。姫路の北西に御立東という町名がありますが,その3丁目と2丁目の間付近に,標高50mの等高線で囲まれた岡があります。この岡のすぐ西には,前山という三角点のある岡があり,こちらには公園がありますが,東側の岡には何もありません。

これは小さな岡ですが,上の方は木に囲まれており,南側は崖になっていますし,住宅が密集していてどうやって頂上に登って良いのか分かりませんでした。ところが,ある日この岡の東側を歩いていたところ墓地があり,その裏手から登れそうなことに気がつきました。

標高60m+の岡とはいえ,まともな道がないと簡単には登れません。ちょっと苦労して藪を抜けて頂上付近に行ったところ,写真のようなテントらしきものが藪の中にありました。写真ではよく見えませんが,外に靴が脱いであり,誰かが生活している雰囲気でした。近づくと中からうめき声のような音がしたので,あわてて下山しました。よく見ると登り口には自転車が乗り捨ててあり,テントの住人のもののようでした。

この日は大晦日だったのですが,この岡の頂上で元日を迎えるのかと思うと,とても気の毒に思えてきました。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆


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