2005年9月10日土曜日

書写山の北の山

これは,書写山の北側,清水峠の南にある山です。 姫路の北,夢前川沿いに書写吹というバス停があります。その先を左に入ると養鶏場があります。そちらへ入って行けばウェルサンピア夢前まで平坦な道を行けるかと思ったのですが,だんだんと道は書写山側の山沿いに入って行きます。車の入れるくらいの幅の道ですが,最後は砂防ダムで終わっていました。砂防ダムの先は行きにくいので,手前で川を渡って北側に渡ると,また道があって,西へ延びています。この付近は,最近少し開発が行われた形跡がありますが,今は放棄されているようです。 西に沢沿いに歩きます。ここは昔の夢前町と姫路市の境界です。書写山の北側なので暗くてじめっとした感じです。まっすぐ行くと新在家に降りることになります。沢の南側はかなり大がかりな石組みが残っており,集落か寺があったと思われます。

石垣を見ながら緩やかな登りを続けると,地図上の173mの鞍部に出ます。明確な峠で,この先は下りになっていますが,北側を見ると道があります。これをちょっと登ると尾根です。ここから226mのピークを目指しました。藪で,岩場もありましたが,さして問題もなくピークと思われる場所に出ました。そのまま鯰尾に降りるのは明らかに藪こぎだったので,引き返したました。尾根が広くて最初は間違って北側に行ってしまい,ウェルサンピア夢前が右手に見えたので引き返しました。

ここから東へは,整備された尾根道が続いています。とても歩きやすい道で,遊歩道と言ってよいと思います。写真は,ここから見た書写山の北側です。途中にいくつか北側に枝分かれがあり,ウェルサンピア夢前のほうに出るものと思われます。 尾根の東までずっと遊歩道が続きますが,場所によっては倒木があります。

こんなところになぜ遊歩道があるのか不思議ですが,おそらくウェルサンピア姫路に関連して整備されたものと思われます。しかし現在は放置されており,行政の無駄(?)かも知れません。いずれにしても,気持ちの良い散歩道なのですが,西の端は藪で終わっているので,沢道を歩かなければ行って帰ってくるしかありません。鯰尾に降りるところまで整備してほしかったと思います。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆

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