波賀町の南北2つの三角点に行ってみました。まず南の皆木三角点ですが、国道429号線の水谷川の橋の付近から登りました。東に延びた尾根の先に行くとフェンスがあり、扉を探して北に歩き、自転車が何台か捨てられている付近に扉を見つけて植林に入りました。斜面を少し登ると北からの林道の終点があり、そこから踏み跡をたどって植林の尾根に上がりました。気持ち良く尾根を登り、400m+ピークから北に稜線を歩きました。自然林と植林が混ざっていますが、地形は明らかに鉄穴流しの跡で、削り残しのピークがぽこぽこと残っており、アップダウンを楽しめました(写真)。しばらく歩くと尾根に林道が上がってきて、しばらく林道で登っていったあとで、黒い土の上を山頂に登りました。皆木四等三角点(462.13m)の周囲は自然林ですが、東西両側とも斜面は植林です。
皆木三角点の北は削り残しの細尾根になっており、これを降りると鞍部には林道がありましたが、尾根に上がってまた削り残しの小山を見ながら植林を歩きました。495m地点から北はずっと平坦ですが、降り始めるとまた削り残しの尾根となり、林道に出ました。林道を西に歩いて、舗装道路に出ました。眼の前が笠ヶ城山の登山口でした。
舗装道路を北寄りから東に歩いて北の山の登山口を探すと、橋があって尾根に上がれる所がありました。うってつけの登山口なので、548mピークを目指して植林の尾根を登りましたが、フェンスに突き当たりました。扉がないのでフェンスに沿って西に斜面を降り、谷を渡ると扉がありました。せっかく登った分をかなり損した気分でしたが、ここから鉄穴流しの跡の植林の斜面を登りました。標高550m+まで来るとちょっと石積があり、東側には林道がありました。ここから北へは急斜面で、登り切ると610m+ピークで、このあと北には緩やかな尾根が続きました。それが終わると西に急斜面があり、登りきってまた少し急斜面で地籍図根三角点のある690m+ピークに上がりました。これが笠ヶ城山から続く稜線で、北に684m地点を過ぎていったん降りると鞍部を林道が横切っていました。そのまま林道の向こうの植林を登り、稜線を東に登っていくと、千間原四等三角点(769.6m)に着きました。ここは最近には2022/08/06に来ています。
下山は2022/08/06の逆コースで南東の尾根を降りました。この付近は林道が縦横に走っています。まず鞍部に林道があり、それでも下山できそうでしたが730m+ピークに登りました。ここから南に細い尾根を降りたのですが、ずっと植林で、途中4回林道が横切っていました。そのたびに法面をどう降りるかが問題で、木が少ないので滑りやすい斜面をトラバースして降りる地点を探すのも大変でした。林道を下るほうが安全なのですが、林道はどこへ向かうか予想がつきません。最後の林道からは植林を降りていき、やや急斜面になると下に道路が見えて、害獣避けの扉を開けて国道429号線に戻りました。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「音水湖」です。
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