2025年5月27日火曜日

吉野川上流から中国自然歩道を歩く

 


新緑を見に吉野川の上流に行きました。舗装道路の終点の駐車場に車をとめて、中国自然歩道を歩きました。よく整備されています。天気が良く、新緑は素晴らしく綺麗でした。第一分岐点で若杉自然研究路に入りましたが、美しい自然林の林が続きました(写真)。説明板がたくさんあって、勉強になりました。急な坂には階段が設けられていますが、階段は膝に負担がかかるのでなるべく階段の外を登りました。ナラやブナの新緑を満喫して、県境の尾根に着きました。中国自然歩道をここで西に曲がり、少し歩いて西粟倉村、若桜町、智頭町の三町尾根点で北に曲がりました。県境は三町尾根点から西では藪になることを2018/07/31に知りました。


ここからは周囲は主に植林になりますが、尾根上は自然林が残っており、新緑を楽しめました。アップダウンがありますが急な所には階段があります。1191m地点、1111m地点を過ぎて階段を降りると芦津・吉川越です。智頭と若桜の間の峠ということになります。ここからは2018/07/25の逆コースです。この季節には自然林の緑に負けますが、やはり美しい植林の中を北に歩きました。ここもよく整備された中国自然歩道です。道標やマーキングがあって迷いやすい所はありませんが、ぼんやり歩いているとあらぬ方向に行く可能性もあります。狩谷三等三角点(1158.75m)にはベンチと案内板があります。ここは狩谷山だそうです。この付近から北は自然林が増え、展望もあって楽しめました。1206m地点を過ぎて、少し下ると林道沖ノ山線に出ました。


この先さらに北に歩くと東山ですが、今回は沖ノ山線を西の智頭町側に降りました。これも中国自然歩道です。舗装道路なので車に気をつけて降りていき、森林鉄道の説明板のある分岐から南に沖ノ山林道大川線を歩きました。この林道は何度か歩いています。最近大規模な伐採が行われたようですが、現在は作業している様子はありません。南に歩き、芦津・吉川越の西側の谷に入りました。ここも2018/07/25と2018/07/31に歩いている谷ですが、今回は林道ではなく谷の南側にある作業道を歩きました。この道はすぐに北の方に曲がりますが、道のない谷を登っていくと、南側にまた道がありました。これもすぐに終わりましたが、広い谷で、時々湿地になっている以外歩くには不都合はないので、新緑見ながらを登っていき、芦津・吉川越に着きました。


中国自然歩道を歩くなら南の1111mピークに長い階段で登らなければなりませんが、ここは近道を試みました。植林を南にトラバースして、1111mピークから南東に延びる尾根の先に出ました。このトラバースは急斜面ですが、作業道があって助かりました。南東に尾根を降りて谷に出て、さらに南東に登り返しました。周囲は植林で傾斜も緩いので楽に登れました。登り切ると県境の尾根に中国自然歩道があり、植生がいきなり変わって南側は美しい自然林になりました。東に歩いて、休憩所から南に階段を降りると若杉峠で、お地蔵様がありました。ここからは大茅スキー場方面に降りました。新緑の若杉天然林は感動的でした。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「西河内」「岩屋堂」です。



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