2021年8月7日土曜日

大屋町筏から登る銅山

 


宍粟市と養父市の市境にある銅山には何回か登っていますが、今回は北から登ってみました。まず大屋町の筏まで行き、佐治見川沿いの林道を遡りました。2017/08/02に反対方向に歩いており、上流まで石積みがあります。1時間ほど歩き、標高も400mを越えた付近に三社栂注連大明神という神社があり(写真)、ここから「普通母樹(林)」の札のある急斜面を登りました。最初はさほどではなかったのですが、徐々に急になって木に掴まってようやく登れる斜面でした。気温が高く(28度)風がなくて消耗しました。ようやく植林の尾根に出ましたが、何度も休んで疲労回復しながら登って行きました。この尾根も最初は急ですが、徐々に緩くなり、周囲も良い雰囲気の林になりました。807m地点から銅山までは、2014/09/20に歩いています。市境のところで急斜面に突き当たりますが、今回は作業道で西側の尾根に出てから登りました。市境の尾根には大路峠への道標があります。そして銅山に着きました。筏三等三角点(953.82m)があります。


下山はまず登って来たルートを戻りました。急斜面を降りて807m付近からは2014/09/20の逆コースで降りました。その先は、今度は2015/05/05に和田から和田山に登った時のルートとなりました。652mピーク付近の植林は気持ち良いのですが、その北の急斜面は堪えました。750mピークから少し藪もあります。790m+ピークからはネットもあり、少し登って和田山三等三角点(809.1m)に着きました。


和田山三角点からは2015/08/02と2015/08/07の逆コースです。ネットがありますが、踏み跡もあり、636mピークに登って下り、590m+ピークに出ました。ここから2015/08/07の逆コースで北の蔵垣三角点の方へ行こうと思っていたのですが、急斜面を下る時に方向を間違えて、ほぼ真北に向かう尾根に降りてしまいました。方向を修正する元気もなかったので、そのまま降りました。これは正解で、歩きやすい尾根を降りていくと、林道が尾根を横切っていました。左右どちらに行くか迷いましたが、下り気味の右(東)に行くと、何度もターンしつつ下山できました。この谷は家ノ前川と言うらしく、堰堤があり、蔵垣二号古墳もありました。そして林道蔵垣上奥山線で蔵垣の集落に出ました。


筏から銅山まで直線距離で5kmあり、林道佐治見線はともかく帰りの尾根歩きは距離が長くて暑さの中で疲れました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「大屋市場」です。



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