2021年8月22日日曜日

安志から登る安志三角点

 


安志三角点には2007/04/29に行っているのですが、もう昔のことなので別ルートで行ってみました。登り口は安志にしたのですが、どこから登るのが正解かわかりません。菅谷のあたりで人家の間を覗いていると用水路があり、これを遡ってみました。暗い竹藪に入り込んでしまいましたが、上流には堰堤があります。地形図には溜池がありますが、その下に堰堤が作られたようです。金網フェンスがありますが扉があったのでそこから山に入りました。急斜面に竹と木が混ざって生えています。ちょっと登ると少し平坦になり、下草がないので楽に登れるようになりました。しかし地形図でもわかるように標高250m付近は再び急斜面で、作業道の名残を探してジグザグに登りました。尾根に上がると金属プレートの向山四等三角点(284.85m)がありました。


三角点のすぐ西には共同アンテナの残骸があり、下草のない尾根歩きとなりました。標高330mくらいのところで南の尾根から道が上がってきているようで、加茂神社のあたりから道があるのかも知れません。標高420m付近には伐採地があり、明神山が望めました。そして倒木の間にシダが生えているところを抜けて、気持ちの良い林に戻って、2007/04/29に通った473mピークに着きました。岩が少しあり、西側に新しそうなネットが張ってあります。ここから尾根を北に歩きましたが、最初はネット沿いが藪になっており、歩きにくい尾根でした。しかし東側は植林で、サンショの木の香りが良く、国見山方面がちょっと見えて、再び少し藪っぽくなってきて、安志三等三角点(517.89m)に着きました。(写真)


三角点の北の細尾根は少し岩場があり、それを抜けると510m+付近は伐採されて再び明神山が見えました。ここからは2007/04/29のルートから外れて北東に降りました。東側は植林が多いのですが、尾根は藪っぽく、広い尾根で方向に迷いました。植林と自然林の境を降りるのが正解のようでした。降りていくと東側は伐採地があり、灌木や草の生えた急斜面を降りて、340m+鞍部に降りました。ここには2008/04/12と2008/08/24に北から来ました。神野溝口線三九鉄塔は前と変わりませんが、林道の四差路となっています。西側は三谷に降りる道と、北西に登っていく道で、どちらも前からありますが、東側には砂利の敷いてある林道が北と南の斜面に作られていました。どちらも新しいとは言え草が茂っています。降りられるかと思ってまず南側の林道を歩いてみましたが、すぐに終わってしまいました。引き返して北側の林道を歩くと、これは徐々に植林を下っていき、伐採地をジグザグに降りていきました。伐採地と言っても限定的で、長距離になりましたが楽に下山できました。入り口には鎖がかかっていましたが、倒木もあって車で峠まで上がるのは無理です。降りてきたのは県道522号線の通っているはずの谷ですが、倒木を阻止するための堰堤が作られており、県道はありません。なお峠にあったお地蔵さんは昭和45年に下河に降ろされています。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「安志」「山崎」です。



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