2021年7月3日土曜日

三森の大谷山・三ツ森三角点

 


この山は2008/04/29に歩いています。13年経ってどうなったか見に行きました。前回とは歩く方向は逆にして、安志姫神社から登り始めました。道があってよく整備された山で、「子どもの山」という看板がありました。確かに子供が自由に遊べそうな山です。そのまま北に尾根を歩きました。特に障害物はなくて、歩きやすい尾根でした。少し歩くと溝口線五〇鉄塔に出ました。西側が伐採されていて林田川沿いが望めます。この先は巡視路ではなくなり、266m地点を過ぎてから少し急斜面があって421mピークに着きましたが、それほど急な斜面ではありません。更に少し登って470m+地点に着きました。ここは西側が伐採されていますが、見えるのは南の安志でした。


この先で尾根が東寄りになっても歩きやすかったのですが、大谷山三角点に近づくと北側にネットがあり、ネットの向こう側はジャングルでした。ネットの南側も藪になって歩きにくくなりました。ジャケツイバラが多いので要注意です。大谷山四等三角点(510.71m)は前回見たようにネットの下にありました。前回はこの付近から北に展望があったようですが、今はジャングルの隙間から垣間見える程度です。ネットの南側も伐採した木が転がっていて歩きにくく、ひどい藪でした。ネットは580m+の尾根が終わる付近で北に折れ曲がっていましたが、その東も藪でした。南側の植林がまだ歩きやすいので歩いていたのですが、結局東に向かう細尾根に向かわざるを得ず、藪に突入しました。伐採された木の周囲にジャケツイバラなどが生い茂っており、地面が見えない所が多く、苦労して藪を抜けました。南の植林は急斜面ですが、降りるつもりであれば谷に降りるのは可能だったと思います。東に向かう細尾根は藪で覆われており、ここは南の植林を通ったほうが楽だっただろうと思います。植林も間伐した木とシダなどの下草があって歩きやすくはありません。結局地形図にある実線道は確認できず、南の植林を抜けましたが、東側は藪なのでなるべく西側を歩き、510m+ピークに上がって藪っぽい尾根を南に進みました。ここも東側は藪なので尾根の西側を歩きました。徐々に藪は楽になりましたが、登って来た西側の尾根に比べると藪の多い尾根でした。しばらく南に歩くと、中播磨県民局の菅生反射板があり、明神山がよく見えました。さらに藪を少し歩くと、ちょっと切り開きがあって三ツ森三等三角点(467.98m)に着きました。


前回はうすづく峠の方からこの三角点に登ってきましたが、今回は西に下山しました。三角点から急斜面を降りて平らな尾根を歩き、南に下りました。植林が多いので割と歩きやすい尾根で、時々急になったり岩があったりしましたが、特に困った覚えはありません。標高280m+で南側下に林道が見えましたが、遠回りになるかも知れないと思ってそのまま尾根を下りました。最後は少し急になりましたが、作業道の跡もありました。ネットも何もなく、道路に降りられました。


13年間放置されると伐採地がジャングルになるという見本だと思います。山登りとしておすすめできるのは最初の470m+までです。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「安志」「山崎」です。



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