2021年7月23日金曜日

美作市の竜王山と赤松山

 


美作市の南東、滝宮ダムの北の付近にある山です。県道46号線からのアプローチが難しく、地形図を見ても地図を見ても国貞へ入っていく道がよく分かりません。適当に走っていたら着きましたが、天神社の北から入るのが正解で、河会川を遡って農道に入ります。登山開始は尾根の先の急斜面を登りましたが、登ると倒木の多い藪でした。少し歩くと植林になって道ができて歩きやすくなりましたが、長くは続きません。最初は方向を間違えて違うピークに行ってしまいましたが、方向を改めて尾根を歩き、谷を渡って平坦地を歩いた外れに竜王山四等三角点(401.7m)がありました。ここから西の尾根は倒木が多いのですが、自然林の倒木なので通れないということはありません。作業道もときどきありますが、倒木があるので尾根上を歩きました。有刺鉄線が張ってあるピークを過ぎると作業小屋の残骸がありました。2年前[1]とは違って完全に倒れていました。ここからも作業道を歩き、倒木の多い林を抜けて、林道に出ました。この林道は未舗装ですが幅が広く完璧なものです。しばらく歩くと、西への分岐があり、その北側が赤松山でした。赤松山というくらいで松茸山らしく、荷造り紐で囲まれていました。ちょっと中に入って海田二等三角点(416.64m)を見てきました。


さらに作業道を北に歩き、西に曲がる所で東側に向かいました。こちらにも細い道があります。この道はしっかり作られていますが、地形図の破線道とは少しずれているようで、時々見失いました。こちらも荷造り紐が張り巡らしてあります。道は尾根から外れていることが多いので尾根上にあがってみましたが、相変わらず倒木の多い林でした。地形図の破線道は尾根から東に降りていきますが、実際には南東に向かう尾根にも道がありました。この道は倒木もありますし、ときどき不明瞭になりますが、長く続きました。ただし最後の斜面には道はなく、適当に降りて溜池の端に出てきました。


倒木や木の枝は邪魔ですが、藪というほどのものはありません。標高差100m程度で時間も2時間ちょっとの里山歩きでした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「林野」です。



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