2021年2月27日土曜日

和気町塩田の塩田三角点と太郎谷三角点

 


吉井川に突き出した尾根はいくつかありますがこれもその一つで、周匝の南対岸の尾根です。まず塩田の八幡宮に行きました。拝殿はガラス張りですが、江戸時代の灯籠などがあります。ここから尾根に上がろうとしたのですが、神社の周囲は鉄柵に囲まれており、結局いちど東参道に出て、植林の急斜面を登りました。作業道が残っているのでそれをなるべく使って神社の裏を斜めに登りました。尾根の先端に出ると、木はまばらで楽に歩けました。少し登ると周囲が伐採されていて吉井川の眺望の良い塩田四等三角点(144.63m)に着きました。


三角点から東へは道はありませんが、問題なく高光度航空障害灯の付いた巨大な赤白の西播東岡山線八七鉄塔に着きました。ここからは巡視路歩きで、八六鉄塔を過ぎ、空っぽのコンクリートブロック製の祠があり、DOCOMOの佐伯塩田基地局がありました。舗装道路の終点があり、梅が咲いていました(写真)。またコンクリートブロック製の祠がありましたが、こちらは少し手入れされていました。北の谷にも道があります。巡視路を東に歩くと西播東岡山線八五鉄塔です。この先の鉄塔は紅白ではありません。名前からわかるように電源開発と関西電力が一緒に立てた鉄塔なので、「あぶない!!のぼらないでください」は関西電力の張り紙です。さらに巡視路を歩いて八四鉄塔、八三鉄塔と続きます。しかし次の八二鉄塔は谷の向こうで巡視路は降りていくので、炭焼き窯のところで巡視路を離れました。特に道はありませんが、歩くのに障害はありません。ただ、ここから東の尾根はなだらかですがジグザグに曲がっており、向きを確認しながら歩く必要がありました。途中で巡視路に再開したり別れたりしながら尾根を歩き、太郎谷四等三角点(276.56m)に着きました。この先も複雑に折り曲がった尾根で、倒木も増えて藪っぽくなりました。ときどき道がありましたが、倒木もあるのでそれを歩くのが正解とは限りません。最後は植林に出たと思ったら道が見えて、笹の生えた急斜面を降りました。降りてきた189m地点は舗装道路の三叉路で、「月の輪古墳 大芦高原」の道標がありました。観光道路のようです。その道は通らず、南に降りました。途中にEnergiaの鉄塔への道標がありましたが、巡視路もこの付近は藪を抜けているようでした。その後は県道90号線(赤穂佐伯線)を歩いて戻りました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「周匝」です。



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