2021年2月11日木曜日

北から山崎の高取山

 


山崎の北東の高取山には、2007/04/29に登っています。その時は西からやや変則的な登り方をしたのですが、今回は北からもっと変則的な登り方をしました。起点は山崎町中の墓地です。この付近から地形図では破線道が山に伸びているのでこれを探しました。山の麓を巡る道はありますが登っていく道は見つからず、適当に藪を登ると踏み跡らしきものがあり、楽に登れるようになりました。しばらく登ると、西からの林道に出会いました。高所から尾根を登ってくる破線道の続きのようです。ここはちょっと頑張って林道ではなく藪の尾根を歩き続けました。さほどひどい藪ではありません。ただ、林道が尾根をジグザグに登る所では林道の下に伐採された樹木が捨てられており、歩くのは無理だったので、しかたなく林道を歩きました。336mピークの手前で林道は二手に分かれ、ピークの両側を通ってピークの東で合流するようでした。このピーク付近には「これより先 立入禁止 NP法人花菖蒲とふる里づくりの会」という立て札がありましたが、尾根のどちら側が立入禁止なのか判然としません。この先も林道と並行して尾根を歩き、方向を南に変えて少し降りたところで、林道から東に尾根を越える道がありました。東側は植林のようです。ここらへんにも入山禁止の張り紙がありました。WEBカメラが設置されているそうです。尾根を降りていって花菖蒲園に山から入られると困るのは分かるのですが、ここまでするのは松茸が理由としか思えまがせん。NPO法人が松茸山を所有しているのでしょうか?この付近には「関電阪急(現在のかんでんエンジニアリング?)の標石がたくさんありました。尾根には大きな障害物はなく、468mピークに着くと、荷造り紐が張ってありました。ただしこれは東側の林に入れないようにしているようでした。ここから南に少し降りて登り返すと山崎支線四鉄塔があり、紐で塞がれた西向きの分岐のあと、高取山の頂上に着きました(写真)。ちょっと草が邪魔ですが、南に展望があります。ツツジの古びた説明板があります。「深呼吸の広場」からの登山道は、いま登ってきた道が標準ルート、西にすぐ降りる方向が健脚向けルートだそうです。50m東には、「安富方面展望ポイント」があり、2000年の登山記念碑があります。ここも、木が伸びたなという印象でした。


山頂から北に468mピークに戻り、東に歩きました。2007/04/29にも歩いた方向で、巡視路なので楽に歩けました。山崎支線三鉄塔を過ぎて分岐を右に行くと林道に出ました。南北に尾根を越えていますが、分岐が複雑で、北や南に向かう林道の他に東に向かうものもあって、その脇に巡視路がありました。これを歩いて山崎支線二鉄塔に着きました。巡視路は東に降りていきますが、北に尾根を歩くと西側が伐採地になっていました。伐採地の縁を北に降りて尾根を下っていき(東側の谷には林道があります)、340m+付近の鞍部は踏み跡はありますが目的と合わないので適当に藪と林を歩いて、364mピークに出ました。この付近は歩きやすく北に行くと神野溝口線三六鉄塔がありました。ここから少し巡視路を歩きましたが、巡視路は東に下るので別れて尾根を歩きました。ここから巡視路で下山するという安全な方法もあります。この先の尾根は境界明確化の小さな杭があるだけですが、だいたいは歩きやすかったと思います。航空写真で見ると付近には林道がたくさんありますが、尾根伝いに歩くとあまり林道には会いません。236mピークの藪を抜けてさらに降りていくと、最後に林道に出ましたが、ここも林道では下山せず最後まで斜面を降りました。ネットがありましたが結び目をほどいて通ることができて、三谷の集落に出ました。ふと見ると南への道の入口に「松茸山につき入山禁止 三谷自治会」という札が立っていました。松茸シーズンは避けたほうが無難です。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「山崎」です。



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