2020年3月28日土曜日

東から登る西粟倉の大空山

この山には2016/07/10に西の江ノ原から登りましたが、東側から登ってみました。後山川沿いの東吉田から小谷川を遡って、最初の分岐の所から谷を登りました。数件の民家があり、その先は段々畑沿いですが、害獣避け扉の付近からミツマタがたくさん花をつけていました。谷をさらに登るとミツマタの林のようになって、道にもミツマタの木が生えています(写真)。黄色や白の花が綺麗なのですが、歩くには邪魔です。谷の奥は急斜面なので、楽な方向に徐々に曲がり、最後はミツマタの生えていない急斜面を斜めに登って植林の尾根に上がりました。美しい植林です。しばらくは登りが続きましたが、490m+ピークに登り、北に斜面を降りました。ここは前回も歩いています。地形図の破線道は見当たりませんが、下を見るとミツマタの花が斜面に咲いていました。そして少し登るとなだらかになって、吉田三等三角点(545.41m)がありました。葉を落としたコナラの枝の間から大原方面が見えました。

山頂からは尾根を北に縦走しましたが、すぐに東側から林道が上がって来ました。これは次の山崎智頭線五七鉄塔の尾根側を通っています。この鉄塔には関電の「火の用心」と中国電力のEnergiaの両方の標識が立っています。さらに北に林道を歩くと、次の尾根で東に下って行っていました。道のない、でも歩きやすい尾根に戻って歩いて行くと、しばらくして今度は西側に林道がありました。こちらは使用中で、車が頻繁に通るため泥がぬかるんで歩けません。林道脇を歩きましたが、西の526mピークの付近を伐採しているようでした。この林道はすぐに西に行ってしまい、また植林の尾根を北に歩きました。時々東側の展望があります。そして芝山四等三角点(577.13m)の頭が枯れ葉の間から出ていました。北東に斜面を降りて、その先で北に曲がると、2018/09/22に来た峠で、舗装された林道野井張線に降り立ちました。野井張というのはどこの地名でしょうか?あとは林道を谷まで降りて(ホソ逧という名前らしい)、林道大谷線を歩いて戻りましたが、この谷もミツマタが咲いていました。途中にあった明治37年の道標は「右やま 左ながた道」と読めたのですが、これもなんのことだかわかりません。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「古町」です。

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