2020年3月20日金曜日

赤磐市の石蓮寺山と大石箱疊神社

石蓮寺山は低山ですが地形図に名前が乗っています。石蓮寺山の北西にある大石箱疊神社が気になっていたので、ここへ寄り道することにしました。登り口は県道403号線沿いの北ノ前で、北に向かう道に切通しがあります。このへんから山に取り付こうと思ったのですが、峠付近は竹藪で突入困難だったため、南にある備前焼の工房から山に入りました。藪ですが歩くだけの隙間はあります。西に歩くと地形図には破線道が描かれていますが、道はありません。竹藪があり、118mピークも普通の藪です。特に踏み跡もありませんが、枝をかき分けて歩けます。シダも生えていますがたいしたことはありません。徐々に登りになりますが、木の間隔は広くなって、歩きやすくなりました。そして石蓮寺山に着きました。石蓮寺三等三角点(271.15m)があります。周囲はちょっと切り開かれていますが藪です(写真)。

石蓮寺山から大石箱疊神社を目指しました。踏み跡もなにもない斜面を降りて行きました。尾根を伝っている間は普通の藪でしたが、地形図で田んぼとなっている場所は笹が生い茂っています。それを避けていたのですが、地形図の実線道の付近まで尾根から降りると、ここも笹薮で背丈より高い笹が生い茂っています。足元はぬかるんでいます。ところどころ笹が生えていない所もあるのですが、笹は大きく密集しているため抜けられません。一度は引き返そうと思ったのですが、よく見ると石垣がありました。これに沿って登り、ようやく谷の反対側に登れました。ここからまた藪歩きですが、しばらく歩くと道がありました。かなり荒れていますが、藪よりはましなので歩いて降りていきました。しかし最後は谷を堰堤が埋めていて越えられないので、結局尾根に上がり、神社の方向に藪を歩きました。最後は大石箱疊神社の石段が始まる場所に出てきて、神社に参拝しました。大きな岩が社殿を押しつぶしそうでした。拝殿の入り口が塞がれていたのでお参りはできませんでした。

大石箱疊神社からは笹薮を避けようと思って、尾根を上がりました。177m地点の東はさっき道を歩いていた時に来た鞍部でした。ここからさらに藪の尾根を登りましたが、倒木が多く苦労して藪を抜けると、木が生えていますが道がありました。これがだんだん良い道になり、これが地形図の実線道のようでした。笹薮には入らず、そのまま東に抜けられました。しばらく歩くと石仏があって、後で見た「石蓮寺みんなの森」の案内図によると足王様(足の神)だそうで、ここで南に折れて石蓮寺山の尾根に行くと石畳神社(学問の神)という石碑がありました。あとは「みんなの森」の道を歩いて日吉(ひえ)神社にお参りして下山しました。

ちょっと無理なコースでした。田んぼの跡地は迂回すべきでした。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★★
地形図は「万富」です。

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