2019年5月5日日曜日

三田の駒宇佐八幡神社から奥山

百石踊で有名な三田市本庄の八幡神社から北の山を歩きました。神社は武庫川が大きく北に山を迂回している付近にあります。立派な神社にお参りして、地形図にある破線道を探しましたが、見つかりません。木が疎らに生えている急斜面なので、適当に木に掴まりながら登りました。神社の裏山なので何かあるかと思ったのですが、炭焼き窯くらいでした。時々マーキングも見かけたので、道があるのかも知れませんが、上を目指して登れば、尾根に出られます。尾根は自然林で歩きやすく、踏み跡もあります。たまにシダが生えていますが、問題はありません。しばらく歩くと東播線三三鉄塔に出て、ちょっと遠景が楽しめます。ここからしばらくは関電の巡視路です。巡視路は地形図の破線道どうりに東に曲がりますが、ここを過ぎてもしばらくは道があります。そして広い570m+ピークを過ぎて、奥山(標高580m)に着きました。周囲は藪です。

奥山からは、北東の尾根に進みました。少し藪っぽくなりましたが、倒木が邪魔な程度でした。東の谷は下手に降りると狭い谷のようなので、少し北の方に尾根を降りて行ったのですが、ちょっと急ぎすぎて北の谷に出てしまいました。幸いこの谷はあまり狭くないので、東に谷を下りました。東の谷は上流の溜池から流れて来るようで、水量がかなりありました。南側は案の定狭い谷なので、北の上流の方へ歩きました。川沿いに道があり、しばらく行くと明らかに渡河地点がありました。川の中に石が何個か等間隔にあるので、それを渡って東側に出ました(写真)。それから東の山に登ろうと、広い谷を上がって行きました。この付近は大きめの石が多く、この谷は幅広くて登りやすかったのですが、鞍部の手前で谷を間違えて南向きの谷を登り続けたために、571mピークの近くまで登って尾根に出ました。571mピークには座りやすい岩がありました。

ここからは南に縦走です。道か踏み跡はあるので、苦労せずに歩けました。地形図で東から破線道が上がってくる所で巡視路と合流しました。西に降りる巡視路はここよりも北で降りていたようなのですが、見落としました。そして巨大な東播線三一鉄塔がありました。鉄塔の南には巡視路はなく、藪っぽくなります。ちょっと藪を抜けると、上本庄三等三角点(481.64m)がありました。藪っぽい尾根の上で、展望はありません。さらに南に藪っぽい尾根を歩きました。標高400m付近は岩が多く、そこから尾根とは言えない斜面を降りる必要があって、方向付けに苦労しました。それから350m+の平らな尾根を抜けて、310m+の鞍部に出ました。このような鞍部は必ず道が越えているはずだという信念で尾根を歩き、鞍部の南の方に切通しを見つけました。ここから斜面の道を降りましたが、古い道でターンする部分で何回も見失いそうになりました。平らな所まで降りて来ると、道は消え失せました。見通しの効く藪なのですが、先に進むには枝をかき分けねばなりません。途中に植林もありましたが、あまり利用されていない自然林で、石垣も墓石もなく、農家の裏手に出てきました。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「藍本」です。

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