2019年5月18日土曜日

三田の焼山と西鎌倉山

どちらも地形図にある山名ですが、道があることは期待せずに行ってみました。道を探すのは大変なので、とりあえずは藍本の近くの田んぼを横切ってネットをくぐって山裾に行き、登りやすそうなところを登りました。小さな溜池があって、そこからは谷沿いに奥に入り、それから支尾根に登りました。作業道を探して登りましたが、尾根に上がる作業道はなくて、木に掴まって登り、支尾根に出ました。倒木はありますが、迂回しながら歩けます。少し登って、主尾根に出ました。主尾根には快適な道があります。ちょっと南西に歩いて岩倉四等三角点(375.45m)を確認して、焼山の方向に歩きました。しばらくほぼ平らなのですが、そのまま歩くと北の方に降りて行ってしまいます。「焼山」という札が木に下がっているので、そちらへ降りるのが正解です。310m+の鞍部には南の溜池の方から道が来ていて、ここが登り口の候補です。私が歩いて来た方向は「藍本駅」となっているので、岩倉三角点の西にも登山口があるのでしょう。そのまま東に斜面を登りますが、この付近も道が整備されています。斜面を登ってから尾根を歩き、焼山への分岐にも札があります。ちょっと歩くと焼山四等三角点(455.22m)です。展望はありません。(写真)

焼山から北に引き返し、「西鎌倉山」という札の方向に歩きました。ちょっと細くなりますが道はしっかりしており、問題なく歩けます。鉄塔が見えてきたと思ったら、赤い「火の用心」の矢印が藪の中にありました。巡視路はだいぶ荒れているようです。尾根の道はそのままで、西鎌倉山(460m)に着きました。近くには東播線三六鉄塔があります。北向きに「藍本駅」の札があるので、そちらに歩きましたが、登山道は谷に降りていくようでした。まだ下山するつもりはなかったので、藪っぽい400m+の鞍部に降りて、藪の急斜面を北に登りました。登れば歩きやすく、少し倒木はあるものの良い感じの自然林です。480m+まで登って、西に尾根を曲がりました。少し行くと、地形図どおりに北から道が来ていました。太い道ですが倒木が多くて自動車ではとても通れません。しかし歩きやすいのは助かります。尾根を降りていき、「火の用心」があるので巡視路が谷から登ってきているらしい350m+の鞍部から再び登りとなり、道の終点は東播線三八鉄塔です。ここは北から西に少し展望があって、虚空蔵山や北摂変電所などが見えます。地形図では北に破線道が降りていっていますが、未確認です。鉄塔からも引き続き尾根を歩きました。はっきりした道はありませんが、踏み跡があります。尾根上はシダが茂っている所もあるので、少し北側を巻いたりしました。最後は一番長い尾根で降りましたが、少し藪っぽい所があった程度で、なんとなく歩けました。最後もネットなどなく、いきなり道路に出ました。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「藍本」です。

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