生野の古城山は近くに大規模な露天掘りがあって近づき難かったのですが、登山道もあるので登ってみることにしました。登り口は狭い道を登って行く「琵琶の丸健康公園」です。長い滑り台があり、さらに階段を登って一番上の見晴らし台の手前に登山道があります。標識はありませんが、歩き始めればよく整備されています。まずはジグザグに登るのであまり急ではありません。いったん平坦地に出ますが、これは城のマップにはなく、すぐ上に生野北支線五六鉄塔があります。ここからは幾分急な道になりますが、プラ階段があって関電の巡視路のようです。
途中で平坦地に上がる道があり、上がると別郭のようでした。ここで登山道とは別れてしまい、植林を登って三の曲輪に出て、二の曲輪から主郭に上がりました。二の曲輪に説明板がありましたが、完全に消えていて現在地以外は読めなくなっていました。主郭には岩がありましたが、掘られている文字はいたずら書きにしか見えません。とにかくここが古城山頂上(609m)です。たしかに北側を見ると平坦地が続き、しかも斜面は非常に急で、城趾の雰囲気があります。いまはぜんぶ植林になっています。
方向を確認しつつ山頂から東に降りました。少し歩きやすい尾根を歩くと南側に深く掘られた採掘地が見えてきます(写真)。遠くに鉛錫の製錬所が見えて、シックナーがいくつもあります。近くの採掘跡には水はありませんでした。深い谷になっていて斜面は非常に急です。あまり斜面に近づかないように北側の茂みを歩きました。採掘地のいちばん奥のところは意外と傾斜が緩く、降りようと思えば降りられそうでしたが、降りたらあとが大変です。そのまま歩くと上りになって、600m+の平坦地に出ました。ここはCATVの円弧状のアンテナが立っていたようですが、いまは倒れています。地籍図根三角点があります。そのままぐるっと歩いて古城山四等三角点(605.49m)のある太盛山に着きました。この付近からも覗き込むと採掘地の斜面が見られます。
いったん北に600m+地点に戻り、さらに北に稜線を歩きました。歩きやすい道にCATVのものらしいケーブルが延びています。途中にブースターらしいものも落ちていました。このケーブルは600m+ピーク付近で見られなくなりました。2025/09/13に見た「金掘りの径」がどこに上がってくるのか確認したかったのですが道しるべはなく、そのままもう少し北に歩きました。そのまま北に行って2025/09/13に登ってきた破線道で下山してもよかったのですが、2009/08/07に内山寺の裏から稜線まで上がったのを思い出して、同じあたりを降りることにしました。とは言え道があるわけではなく、木の少ない所を適当に降りました。稜線近くには昔なにかが建っていたと言われれば信じてしまうような平坦地がありますが、何の形跡もありません。自然林を適当に降りていくと最後は植林の急斜面になり、内山寺跡に出てきました。あとは2025/09/13の逆コースですが、鳥居跡までは神社跡の平坦地を歩いて、天明年間の墓石を見つけたりしました。
展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「但馬新井」です。
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