2023年12月23日土曜日

赤磐市の東殿坊山と上地山

 


これらは赤磐市の西部にある山です。どこから登るか悩みましたが、鴨布勢神社の付近から歩きはじめました。北のため池の北には道がありますが、そこから適当に斜面を登ると道がありました。道と言っても枝をかき分けて歩く道でしたが、これで山裾を北に登って行きました。最後は道を見失ったので斜面を登って130m+の山頂に上がりました。ここから北西の172mピークを目指して歩きましたが、最初は踏み跡があったものの徐々になくなり、枝をかき分けて斜面を登りました。ようやく登り着いた172mピークには共同アンテナが二本立っていました。北に真っ直ぐ降りる道がありましたが、東殿坊山に行くには西に歩く必要がありました。しかし鞍部までは枝をかき分けるのが大変な藪でした。それでも西に尾根を歩くと少し枝が減ってきて、北西に降りていくと地形図で実線道のある鞍部にはトタンの波板のフェンスがありました。この切通しはかなり深く、急斜面を北に登って斜面を上がると地形図の破線道らしい道を見つけました。最初は藪化していて道らしくなかったのですが、西に歩くと徐々に道らしくなりました。この付近にはかつて電気柵が設けられていたような形跡がありました。その西の140m-鞍部は南側すぐ下に広くブルーシートが敷いてあり、T字型の杭がたくさん立っていました。太陽光発電か土砂崩れ対策か、よくわかりません。地形図通りに破線道を歩き、東殿坊山へも破線道どおりに登りました。ここはシダ藪でしたが、大きな問題ではなく、196mの山頂に着きました。


東殿坊山山頂からは西に尾根を下り、また破線道に戻りました。この付近からは道も良くなって枝をかき分ける必要もなくなりました。植林ではありませんが、人の手が入った感じの山です。道があるのは良いことなので、無理に尾根には上がらずそのまま道を歩きました。242mピークを西にかすめて、標高250m付近を登り、赤磐市と岡山市の境界の尾根に出ました。道をそのまま南下すると上地山を通り過ぎるので、尾根に上がって山頂に行きました。西山三等三角点(317.53m)がありますが、周囲は良く言えば自然林、悪く言えば藪です(写真)。


上地山からしばらく尾根を歩いた後、西に曲がって道に戻りました。この付近は割りと快適に歩けました。マーキングもありますが、それが派手な模様のスカーフの切れ端だったりするのが不思議でした。この山には植林は少ないのですが、325mピークの南を降りていくと若い木の植林に出てきました。この先は地形図の破線道と分かれて、植林の北の端を歩くと地形図の実線道に出ました。ちょうど一般車通行禁止の看板が立っていましたが、自動車の通れる道ではありません。あとはこの道で下山しましたが、草が茂っている所がたくさんありました。


柴刈りにもってこいの里山だと思いました。ところで西殿坊山はどこでしょうか?


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「金川」です。



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