2012年5月20日日曜日

万願寺川西側の山並み


この前(2012/04/14)に歩いた芥田川と万願寺川に挟まれた山並みに続いて、万願寺川の西の山並みです。登り口は道山町の西在田小学校の西の尾根先です。ここには忠魂碑が立っていて、その前に民家があります。そこの崖が最短距離なのですが余りに急なので、結局南の道から登り始めました。ちょっと見るとジャングルのような森ですが、意外と登りやすくて、すぐに墓地に出てきました。この墓地には北側の、おそらく千山寺から道が登ってきており、北から登るのが正解ということが分かりました。

尾根歩きは墓地の上から始まりました。典型的な藪山ですが、突破できない藪ではありません。シダも灌木もちょっと多すぎるという程度でした。しばらく登ると最初のピークに共同アンテナがありました。ここからは切り開きがあって、その後は倒木が邪魔な程度で、標準的藪山歩きでした。マムシに会った他は特筆すべきことは全くなく、展望もほとんどありません。時々尾根が曲がるので要注意です。340m+のピークを下高丸と呼ぶようです([1])。次は、三谷三等三角点(371.57m)に着きました。こちらは上高丸だそうです。展望があったのはその先の播磨線120鉄塔からで、北条方面や深山のアンテナがよく見えました(写真)。その北のピークには地形図では破線道が通っています。東の尾根には行けそうでしたが、道というほどのものはありません。

さらに北に尾根を歩くと、林道笠形線に出ました。かなりの高さの切通しになっていますが、階段も作られており、林道に降りられました。切通しの少し北から東に降りる新しい舗装道路がありました(笠形線は舗装されていません)。ここから林道を北に歩くと、地形図で破線道が林道を横切っているところに、西側に切通しがありました。林道は尾根の少し東側に作られており、そこから尾根に切通しがあって、破線道を西に行けるようになっています。東側は急斜面で、雨水用の排水溝がありますが、土で埋まっています。まるで藪に見えますが、ちょっと降りると道がありました。途中に倒木がありますが、最後は植林を通って、地形図通りに降りられました。これが熊谷坂([1])でしょうか?降りてみると案内板があり、新しい舗装道路は「みなもとの森」として整備されたようです。降りてきた道も地図には案内板にありましたが、それならもう少し手入れしたらどうでしょうか?

何の変哲も無い尾根ですが、気持ち良く歩けました。モチツツジも綺麗でした。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「北条」です。

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