2012年1月3日火曜日
多可町大和の東の408mピーク
加西市北部から多可町は地形図で見ると400~500m級の山だらけなのですが、意外に登山の情報が少なくて、どう登ったらよいのか分かりません。とりあえず前回(2011/12/29)茅野三角点に登った時に東側に目立っていた408mのピークに登ってみることにしました。
登り口は前と同じ多可町大和で、「なごみの里山都」に車をとめさせてもらって、県道34号線を少し南に歩きました。持っていた地形図にはなかったのですが、東の山に「八千代トンネル」が開通しており、「中 八千代市街」への道があります。とりあえず道路の北側の尾根の先に行ってみると、急斜面の植林だったので、思い切ってここから登ってみました。端の方に作業道があり、意外と楽に登れました。すぐにやや平坦な場所に出てきて、あとは尾根をひたすら登りました。気持の良い尾根で、標高300mを越えた付近が切り開かれており、南に展望がありました。
細い尾根もあり、若干のシダも生えていますが、歩きにくい所はなく、ほとんどは自然林です。地籍調査のピンクテープがしつこいほど木に付けられていました。360m+ピークには木の枝が立てられており、「H4 1 新点予定位置」と書かれていました。足下には「地籍三角」の黄色い杭が植えられていました。ここから落ち葉を踏んで尾根を一旦下がり、少し岩の多い斜面を上がると、目的の408mピークに出ました。ここも自然林で気持ちの良い場所です(写真)。ただし展望は全くありません。
しばらく休んであとは下山です。360m+ピークまで戻り、北に降りました。こちらは急斜面ですが、地籍調査のピンクリボンがあるので迷うことはありません。尾根に出ると、あとは地籍調査のリボンに従うだけです。降りた先の322mピーク付近は地形図では東側に道があり、植林なので上がってこれそうです。この先も地籍調査のテープが続きますが、テープはあちこちの尾根に降りていくので迂闊について行かず、尾根をずっと歩きました。植林が増えてきますが、歩きやすいことに変わりはありません。尾根は西に向き、さらに南に向かって343mピークへと登ります。ここも植林です。
この後も、地籍調査のテープはあちこちの尾根に降りていきますが、まっすぐに尾根を歩きました。この尾根にもテープはあります。最後まで藪にはなりません。尾根の先端はキュ勾配の植林ですが、楽に降りられました。
全行程2時間ちょっとというショートコースでした。もう一山登ってもよいくらいです。この付近の尾根は、藪が少なく雪もありません。山に動物避けのネットが無いので、楽に登れます。山歩きにはもってこいだと思います。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「粟賀町」「中村町」です。
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