2010年11月21日日曜日
粟賀町福本の東の山
以前に神崎工業団地の南の山に登ったときに(2010/08/07)、もっと西側にも山があったのですが、そこまで行けませんでした。今回はそこだけをちょこっと登ってみました。
登り口は福本から南に山沿いに行ったところの、土砂採掘場の北側の尾根です。ちょっと崖を登って尾根に出ると、踏み跡がありました。あとはずっと尾根伝いに登りました。藪ですが、踏み跡は続きます。248m地点は南に展望があります。この先は尾根が北向きになり、かなりの急斜面になります。道はありません。登り切ると、福本四等三角点(324.49m)がありました。ここは「福本とんがり山」と言うようです([1])。この東の369mピークには、ちょっと祠っぽく岩が置いてありました(写真)。周囲は伐採してありますが、見えるのは東の山です。この山は見上げると南側に岩場があって、ちょっと険しそうな感じですが、尾根伝いなら楽に登れます。岩場があるので、かえって登り易いくらいです。
ここから北東に尾根を降りましたが、この付近には古い道がありました。しかし300mの鞍部まで降りると、その先はやや厳しい登りになります。踏み跡はありますが、かなり薮が厳しい登りです。しばらく登ると、いきなり道に出てきました。これは前にも出会った道で、東に行くと行き止まりでした。西に歩きましたが、ほぼ水平に等高線をなぞっていく感じです。途中で破線道を横切ったはずですが、気が付きませんでした。そして尾根をぐるっと回って、さらに尾根の先に出てきました。ここは426mピークへの尾根です。そのまま林道を降りることもできたと思いますが、西に切り開きがあったので、行ってみました。
藪っぽい426mピークを過ぎて、降りやすそうな方を探して西の尾根に進みました。道があるようですが、シダが茂っていて足元が見えません。登りなら問題ありませんが、下りでは危険なので注意して降りました。展望のよい場所がいくつもあり、北の336mピークのある尾根が良く見えました。もちろん、粟賀町も見えます。道は徐々に無くなり、場所によっては尾根のシダが通過不能で、それを避けて脇の斜面の木立を抜けたこともありました。最後はちょっと急斜面を降りると、道がありました。この付近では山を網で囲うのではなく、畑を囲っているので楽です。昔は福本陣屋だったという大歳神社で紅葉を見てから帰りました。
展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「粟賀町」です。
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