2021年3月24日水曜日

朝来市岩津の奥谷・岩津三角点

 


生野から国道312号線を北に行くと、ネギで有名な岩津に出ますが、上岩津の山の上に熊野神社があります。長い階段を登りますが、両側の植林が美しい参道です。神社からは裏の山に入りましたが、道があります。歩きやすい尾根でした。310mピークを過ぎて、そのまま尾根通りに歩くと西に曲がるので、急斜面を降りました。地形図で実線道が尾根を横切っている所は、車は通れませんが道があり、深い切通になっています。東側には小さい石仏がありました。十六丁となっていて、おそらく岩屋観音への参道だったのでしょう。赤い「火の用心」もあって、巡視路で北東の尾根に上がりました。少し行くと生野北支線四二鉄塔がありました。この先は道はありませんが、なんとなく踏み跡が続きます。地籍図根三角点があり、406mピークを過ぎて奥谷四等三角点(398.83m)は低い松に囲まれていました(写真)。たまに西の方角の山や朝来の道の駅が見えます。この後は登りとなりますが、岩が多くなりました。踏み跡は続きます。


そして地籍図根三角点を過ぎて600m+ピークに着きました。東は植林ですが、ここから北に尾根を曲がりました。ここは2013/03/30に歩いたのと逆コースです。まず非常に急な植林を降りて、その後しばらくは快適ですが、細い尾根の上は灌木の藪となります。この付近はシダや笹は稀ですが、灌木の藪には時々出会いました。この付近では道は尾根から外れて付けられており、それを歩けば良かったのかも知れません。真っ直ぐ北に歩いて地籍図根三角点のある506mピークを過ぎて西に曲がりました。その西の490m+ピーク付近は尾根の幅が広く、下の尾根も見えないので悩みながら西に降りました。そして一旦下ってからやや急な斜面を登り、細尾根を歩いてから激坂を少し登ると、岩津四等三角点(469.72m)に出ました。広い切り開きの東の隅に遠慮するように三角点があります。


ここから南に尾根を曲がり、南に尾根を歩き、430m+ピークでは間違わないように藪っぽい斜面を南西に降りて、生野北支線三八鉄塔に着きました。ここからは巡視路で降りるつもりだったのですが、巡視路は東向きに降りていて、南の鉄塔に行ってしまいそうだったので、そのまま尾根を降りました。だんだん藪っぽくなりましたが降りられないわけではありません。青い杭のある方向に降りました。困ったのは降りてきた尾根裾に川があることで、橋がないと渡れないので少し苦労して南に小さな沢を渡り、墓地に出て川を渡りました。昔の参道らしい道を南に歩いて出発点に戻りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「但馬新井」です。



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