2021年3月20日土曜日

今田の市原三角点

 


三角点の所在地は加東市平木ですが、今田に近く今田から登りました。今田の市原公民館のあたりから西に道を入り、つきあたりの溜池の上のフェンスに扉を見つけて山に入りました。ここから藪を登って、奥多々良木線九二鉄塔に着きました。下草がなく、枝を払うだけで登れましたが道はありません。巡視路は鉄塔の上側にあり、南北の次の鉄塔に向かっています。北の九一鉄塔から登ったほうが楽だったかも知れません。山頂に向かうには再び藪を登りますが、ここはなんとなく道がありました。市原四等三角点(460.23m)は雑木林の中にあります(写真)。展望は全くありません。


山頂から西に歩きました。倒木と枝が邪魔な程度ですが、ちょっと方向を間違えて410m+の鞍部は南寄りに降りてしまいました。たしかに道がありますが、非常に荒れています。峠は少し掘られた切通しになっています。ここから西の山に登りました。ここもそこそこ歩きやすい藪で、黄色いビニールテープのマーキングがあります。大きな岩がところどころにありました。450m+の小ピークから隣の尾根に移って、479mピークに登りましたが、この付近は切り開きがあって快適に歩けました。479mピークは特にプレートもなく、そのまま西に歩き続けると、また大きな岩がありました。この付近までは問題なく歩けましたが、標高が400mを切る付近からシダが増えてきて、尾根を覆うようになりました。シダの間に踏み跡を探して辿ったので、下山の方向を決めることはできず、どんどん南寄りに行ってしまいました。最後は肩くらいの高さのシダ藪を、左右にシダを払いながら道を探して歩きましたが、急斜面の上で行き詰まって、東にシダ藪を抜けてシダの薄い場所を探し、南の谷に降りました。ここはシダはなく、途中から古い道があって、水の管が伸びていました。道の脇には水路もあり、谷の奥から水を採取していたようです。水路が他の水流をまたぐ所も、ちゃんと作られていました。最後は道に出ましたが、「二丁」という石があって、清水寺への参道でした。あとは大回りですが、北に歩き、2017/03/26に通った道で戻りました。ところどころに別荘が分譲されていますが、東西に抜ける道は車は通れません。バイクでも難所でしょう。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「比延」です。



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