2020年4月19日日曜日

養父市大屋町の一ノ谷三角点

大屋町の宮垣から三角点を2つ歩きました。登り口は宮垣と樽見の間で県道6号線が大屋川を渡る付近の尾根先ですが、地形図にある建物に近づかないように、登ってすぐに林に入りました。石積みのある植林を登っていくと、最初は少し倒木等がありますが、すぐに広々した歩きやすい尾根になりました。植林は美しく、自然林も良い感じです。さして特徴のない、しかし気分の良い尾根を登って行って、一ノ谷四等三角点(458.00m)に着きました。植林の端の切り開きですが展望はありません。(写真)

三角点からは急斜面を降ります。降りた所は地形図では峠ですが、鹿の家族が通り過ぎて行った他は、はっきりした道はありません。このあと450m+ピークの先の鞍部には西側から林道が折り返していました。植林を登っていき、531mピークに着きました。ここには2017/11/25に来ています。広く東にうねった平坦地で、前回同様に北東の尾根に向かいました。とても歩きやすく、岩が増えてきたと思ったら空堀があって伊豆城址に着きました。アシビの間に大谷山四等三角点(500.65m)があります。前回はここから東の尾根で下山しましたが、今回は北向きの尾根にしました。こちらはいかにも城跡という感じの段差の後で急峻な岩場となり、巨岩を切って作った空堀([1][2])の付近など、降りるのも大変でした。降りてしまうと楽に降りられる尾根となり、共同アンテナの残骸やアセビの藪がありますが、問題なく降りられました。問題は最後で、そのまま伊豆の方に降りるのが楽そうでしたが、そうすると出発点に戻るのが大変なので、途中で西向きに斜面を降りることにしました。この斜面はかなり急勾配で、下草はないのですが結構すべります。頑張って降りていくと、石積みがあり、段々畑となりましたが現在は使われていません。なかなか立派な段々畑で、山からの水も豊富なので使わないのがもったいない気がしました。最後は害獣避けの扉を通って新津に出てきました。

歩きやすく美しい尾根で、城跡まで付いているという好コースです。春でツツジが綺麗でした。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「関宮」です。

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