2020年4月16日木曜日

養父市の三谷から三角点巡り

三谷は北近畿豊岡自動車道の養父ICに近い、建屋川沿いの集落です。この西に一塊の山があり、そこをぐるっと歩いてみました。

登り口は三谷の尾根先ですが、墓地の付近から道があって、登ると大師堂があります。ここの裏から登り始めました。260m+ピークまで、急斜面もありますが登りやすい尾根でした。ここは山城の跡のようです。ここから一旦は210m+の鞍部まで下ります。ここからが本格的な山登りですが、ここも歩きやすいので急勾配もあまり苦にはなりません。真っ直ぐに登って行き、岩のあるピークを過ぎると金属プレートの三谷南側四等三角点(448.13m)がありました。ちょっと展望があります。この先は大きなアシビが増えてきましたが、抜けてしまえば気持ちの良い植林です。たまに見るツツジも綺麗です。しばらくは割と平坦で、ちょっと急斜面を登って510m+ピークに着きました。ここは尾根の三差路で、まずは北に行ってみることにしましたが、よく見ると西の谷には林道の終点がありました。

北の尾根は歩きやすい植林で、地形図で見るよりも急斜面ですが、時々巻道もあります。しばらく歩くと林道に出ました。この林道は西から来て北に行っています。いちおう尾根を歩きましたが、林道も北に延びていて、506mピークの手前で両側に分かれて、結局506mピークの周りを一周していました。この様子は航空写真でも見て取れます。

帰りは林道を歩き、再び急勾配を登って510m+ピークに戻りました。それから南の尾根を下りましたが、すぐの鞍部に林道の終点がありました。急斜面を530m+ピークに登り、506m地点を通って南下しました。歩きやすい植林ですが尾根の分岐が多く、気をつけないと西の谷に降りてしまいます。西側には林道が時々見えていました。そして一旦350m+の峠に降りました。特に何もありません。作業道が横切っていましたが、方向から考えて地形図の破線道ではなさそうです。

峠の南側の斜面は非常に急で、植林の作業道の跡を探してジグザグに登りました。登ってしまえば普通の尾根で、550m+ピークに出るとネットが張られていました。下山のために急斜面を東寄りに降りましたが、途中で近くの三角点を見に行くことにしました。この三角点は地形図では急斜面の途中という不思議な場所にあります。作業道を辿って植林を横切って金属プレートの才木南側四等三角点(439.12m)に行くと、そこだけ砂地で展望がありました。石ヶ堂古代村や大神岩が正面に見えています。(写真)

三角点の下には地形図どおりに良い林道がありましたが、急斜面なので降りずに植林を横切ってネットのある尾根に戻りました。しばらくはネットが邪魔ですが、そのうちに壊れ方がひどくなって気にならなくなりました。まっすぐ歩いても下山できますが、途中でネットと一緒に南に曲がりました。この先は急斜面で、曲がったことを少し後悔しましたが、降りきってしまえばたまにアシビの藪があるくらいで、問題なく歩けました。かなりの長丁場を歩いて、長田四等三角点(197.5m)に着きました、プラスチックの杭が地面に置いてありました。この付近の地形も、なんとなく山城の雰囲気があります。ここからは尾根先までまっすぐ降りました。降りた所は金網がありましたが、よく見ると開けられたので助かりました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「関宮」「大屋市場」です。

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