2020年4月14日火曜日

八頭町の落田畑と尾谷三角点

三角点の名前でピンとくる人はいないと思いますが、八頭の道の駅の北の山です。若桜鉄道の徳丸駅の北の辺りです。道の駅の裏の巨大な屋根付多目的広場(体育館?)の脇を登っていくと、白山神社があります。神社の裏は登れそうもありませんが、左手の斜面に作業道があって、それを辿って斜面を横切ると登りやすい位置に出てきたので、そこから真っ直ぐに登りました。急斜面ですが登りにくいことはありません。少し登ると道が横切っていました。さらに登っていくと、徐々に緩やかになり、420m+の尾根まで上がれました。歩きやすい尾根で、この東の460m+ピークは意外と尖っていましたが、北の鞍部に降りて登り返しました。ここで尾根は東に行っており、歩きやすそうではありましたが、真っ直ぐに斜面を降りて、北の鞍部に行きました。ここは徳丸と山志谷を結ぶ峠で、林道が複雑に走っています。北側の林道は車が通れそうでした。南側は林道ではありませんが道がありました。峠のお地蔵様があり、文化元年という文字がかろうじて読めました(写真)。

峠から西に細い尾根を登っていきます。北側の谷には林道があり、尾根にも道の名残があります。この付近は道がたくさんあるようですが、どちらに行くのかわからないので頼りにせずに斜面を登りました。尾根は歩きやすく、南北の尾根に着き、南に曲がってしばらく歩くと落田畑四等三角点(464.36m)がありました。周囲は良い感じの自然林です。さらに南西に歩いて380m+の鞍部に出てくると道がありました。これで東の方に降りられるのかも知れません。尾根はその後434mピークに上がりますが、ここから真南に降りて尾根を乗り換える所は見通しが悪く、適当に降りました。すると西から林道が来て434mピークとその南の400m+ピークの間で折り返していました。尾根のほうはこのあと390m+ピーク、403mピーク、そして尾谷四等三角点(382.55m)に着きました。木々の間から八東川沿いが見えます。この後はひたすら西に尾根歩きで、尾根は徐々に藪っぽくなり倒木なども増えました。しかしその状態がずっと続くわけではなく、尾根の西端まで歩くと祠があり、「水道建設記念 標高153m」と掘られた石柱がありました。その前には大きな屋根が地面に置かれていましたが、建物が崩壊したのでしょうか?ここからは遊歩道で、ジグザグに降りると「新興寺遊園地 昭和55年3月完成」と石に彫られていました。小別府の高山神社に降りると、この付近の山には石灰岩の採石場があったという説明板がありました。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「因幡郡家」です。

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