2020年4月11日土曜日

多可町青玉神社の裏山

多可町鳥羽の道の駅の向かいに青玉神社があります。祭神は製鉄の神様天目一箇命です。周囲は美しい植林なので、後ろに控える山を登ってみました。神社の背後には金網があるので、まず神社の北の道から尾根の先に近づくと、最近間伐されたようでした。そのため急斜面に作業道が残っており、それを辿って登ることができました。少し登ると楽になりましたが、それでも急勾配の植林で灌木も生えています。植林が途切れるころに南側にネットが出てきて歩きにくくなりました。壊れかけている所で歩きやすそうな南側に移りました。443mピークでネットがT字になって行き止まりになりますが、ネットを外して通ることができました。その後でネットは北側に曲がって降りて行ったので、南側を歩いたのは正解でした。ここからは、2013/03/16の逆コースとなります。少し藪っぽくなりますが問題なく歩けて、急斜面を登り、平坦な尾根を少し歩くと森垣内四等三角点(614.99m)でした。特に特徴のない尾根にあります。木の間から鳥羽の集落が見えました。この先の尾根は植林で、690mピークに着きました。この付近からは多可アルプスが望めます。690mピークからはさらに西に登って770m+ピークまで行って戻ってくるつもりでしたが、藪がひどすぎるのでやめて下山しました。前回はここを下ってきたのですが、今回はここを登っても良い下山ルートがないので、藪漕ぎの苦労のしがいがないのです。

下山は東に急斜面の尾根を降りて、そのまま下りました。こちらもあまり歩きやすいとは言い難いのですが、踏み跡があります。少し降りると地籍図根三角点がありました。植林と自然林と両方ある尾根で、間違えないように降りて鳥間三等三角点(528.26m)に着きました(写真)。ここで尾根が南北に別れるので、どちらに行くか悩みましたが、結局出発点に近い北の尾根を降りました。植林で最初は降りやすく、楽そうな方向に何も考えずに降りていくと、最後は急斜面となり、少し北寄りの谷に沿って降りました。しかし杉原川沿いまで降りると橋がありません。川の山側も耕作地が少しあり、ネットで囲ってあったり立派な石積みで囲った場所もあるのですが、どこで川を渡って作ったものやら分かりません。北に川沿いを歩きましたが藪になり、山側に登って歩くと堰堤に出ました。上を見上げると林道があるので、そこまで登って林道で下山しました。三角点からもっと北寄りに下山すれば、この林道にまっすぐ降りられたと思います。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大名草」です。

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